100円ショップなどで売られているチャック付きビニール袋(以下、チャック袋)。幅広い用途で整理整頓をサポートしてくれる、便利なアイテムだ。今回はチャック袋の活用術を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中優丞)
チャック付きポリ袋
100円ショップならさまざまなサイズが揃っている。チャック付きビニール袋がいかに優秀か、一般的なレジ袋と比較してみよう。
丈夫で破れにくい
コンビニなどで買い物をした時のレジ袋を、そのままゴミ袋として利用する人は多い。というより、ほとんどの人がそうするだろう。確かに合理的だし、自然にそうなる。だが、レジ袋はすぐに破ける。使う前から穴が空いていることも珍しくない。コマセなどの汁が破れた部分から漏れて、大惨事になった人もいることだろう。チャック袋は耐久性に優れているため、そう簡単には破れない。厚手タイプならなお安心だ。
汚れやニオイが漏れない
刺し餌や撒き餌のパックをゴミ袋に入れていると、なんとも生臭い悪臭を放つ。夏場はもう最悪だ。また、何度も開けては縛ってを繰り返しているうちに、袋や手がベトベトになる。その点、チャック袋は密閉されているため、悪臭が漏れることはない。ワンタッチで開閉できるから、汚れの心配もない。密閉できるって素晴らしい。
圧縮して省スペース化できる
空気を抜いて圧縮すれば、荷物の邪魔にならない。持ち運びできる中身の容量が限られているなかで、省スペース化ができるのは大きな利点だ。また、レジ袋のカサカサとした嫌な音や感触がないのも嬉しい。なにより荷物がかさばらないため、移動がラクになる。コンパクトな釣りで体の負担も減るだろう。
他にもさまざまな用途で大活躍
前述した活用法以外にも、釣りシーンの各所でチャック付きビニール袋は大活躍する。
中途半端に残ったワーム入れに
ワームは消耗品だ。フグの猛攻に遭ったり、フックの部分が裂けたりしたら、新しいものに取り替えなければならない。気がつけば大きなパックに残機1、2個になり、やたらパックが大きく邪魔に感じる。かといってハードケースに移し替えれば、ケース内がヌルヌルになる。
そんな時もチャック付きポリ袋が活躍する。残ったワームを小分けにしてしまえば、取り出しがラクな上、スペース節約にもなるからオススメだ。
また、チャック袋はシングルフックのスプーン入れにもなる。ペン竿と一緒にポケットに忍ばせておけば、いつでもどこでも釣りができるというわけだ。
その他の小物収納にもポテンシャル発揮
釣り道具はサルカンやシンカーなどの小物が多い。チャック袋を活用すれば整理整頓が捗る上、仕掛けをセットする時間を短縮できる。ナブラが立った時など、釣りは時間との勝負になりやすい。すぐに取り出せるようにしておこう。
使用後のルアーを入れる
使用後のルアーは海水の塩がたっぷりと付着している。このままケースにしまえば、他のルアーたちも錆びるだろう。いったんチャック袋に入れて帰宅後に洗うようにすれば、錆の伝染から他のルアーを守ることができる。ただし、トレブルフックはチャック袋に入れた後、ハードケースに収納しておくのが無難だ。
いかがだっただろうか。チャック袋を上手く活用すれば、より快適な釣りが楽しめる。用途に合ったサイズを常備しておこう。
<田中優丞/TSURINEWSライター>