幼い頃から水族館が特別な場所で、訪れるたびに安心感を覚えます。また、任天堂の「どうぶつの森」が大好きで、魚の知識はほとんどこのゲームから得ました。今年は水族館と「どうぶつの森」が融合した展示「どうぶつの森×八景島シーパラダイス」が開催され、心から感動しました。この体験を振り返ってみたいと思います。
※すでに終了した企画です
(アイキャッチ画像提供:うえのかのん)
胸びれで体を支える<ヒメ>
こちらはヒメ。水深125~180mに特に多く生息する魚です。
胸びれで体を支えている姿が観察できます。大きな目でこちらを覗く姿に赤い照明も相まって、なんだか怪しげな雰囲気を感じますね。
冷たい海にすむ<ザラビクニン>
続いて、幽霊のようなザラビクニン。カサゴ目クサウオ科コンニャクウオ属のサカナです。
茨城県や鳥取県よりも北の日本沿岸やオホーツク海の水深100~600m付近の冷たい海に住んでいます。そのため水温が低く、水槽のガラスが結露していました。
おいてある水切りワイパーを使って観察しましたが、きりがなくこんな写真に……。でもゼラチン状のもので覆われたぷにぷにの質感と、特徴的な桃色の体色が確認できます。
※現在は展示を行っておりません。
深海サメのタッチコーナーも
冷凍した深海サメのタッチコーナーもありました。
氷の上からでもサメ肌のザラザラなテクスチャーがわかりますね。氷が溶けているところはぶにっと特徴的な感触がしました。
そして、最後はイルカたちのパフォーマンスで一日を締めくくりました。壮大なストーリーとクオリティの高い映像、イルカのパフォーマンスがシンクロしています。
イルカの生態にフォーカスした内容ではないですが、その規模感に驚きました。
とても楽しかった水族館の特別企画!
大好きな水族館とどうぶつの森のコラボ企画は、とても楽しかったです。今後も、どうぶつの森でサカナを釣り、水族館に通い続ける……そう誓った1日でした。
イベント参加者の中には、「どうぶつの森は好きだけど水族館にはあまり行く機会がない」という人もいたと思います。ですが、水中にくらす生きものたちを観察する良い機会になったのではないでしょうか。
今回のコラボは3年ぶり2回目だったそう。またの開催を心待ちにしています。
<うえのかのん/サカナト編集部>