10月7日(月)、山梨県富士河口湖町にある西湖へ出かけた。同湖は春シーズンと秋シーズンの2回に分けて、ヒメマスとワカサギが解禁される。秋田県田沢湖で絶滅とされるクニマスが発見されたことでも知られ、ブラックバスやヘラでも人気の釣り場だ。
今シーズンは10月1日(火)に解禁され、年内は釣りが楽しめる。釣況としては、ヒメマスはかなり渋いが釣れれば型がいいとのこと。ワカサギは当歳魚を中心に良型まじりで好調に釣れている模様だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
午後からはワカサギ狙い
早めの昼食をとり、午後は浅場に移動してワカサギを狙ってみる。西湖のワカサギは、デカサギで有名だ。
物御堂沖の水深10mほどの場所にアンカリングして、電動リールで探ってみる。魚探には底から底上3mまでのタナには濃い魚影が映っている。仕掛けを下ろすと、すぐに小気味いいアタリ。少し待って仕掛けを回収すると、10cm前後のワカサギが5点掛けで釣れてきた。
その後アタリが遠のいても、10分ほどで次の群れが回ってきてポツポツと釣れる。爆釣とはいかないもののコンスタントに釣れて、帰港時間を考え14時半に納竿した。ワカサギの釣果は2時間ほどで、6~11cmを102尾。10cm前後が中心で良型がそろった。
今シーズンはワカサギの期待大?
今シーズンの西湖は、ヒメマスはやや厳しいもののワカサギは好調。サイズもまずまずの釣況。釣った感じでは、一日釣ってヒメマスは制限尾数いけるかどうかだが、ワカサギは5束以上の釣果が上がりそうな感じ。
晴れていれば、雄大な富士山を見られる。季節が進めば、雪を冠した富士山を眺めながらの釣りが楽しめる。姫さま、若さまに会いに、西湖を訪れてみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>