旧職場の釣り仲間の大倉さんから「ジギングに行きませんか」とお誘いがあり即OK。愛知県・南知多町のジギング船に予約を入れたということで、9月中旬、久々のジギングに心を躍らせながら港に向かった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)
伊勢湾ジギング釣行
釣行メンバーは主催者の大倉さん、松本さん、山﨑さん、矢野さん、佐野さん、足立さん、髙木さん、そして私の総勢8人。私以外のメンバーは、普段はバス釣りをしているという連中だ。
港に到着後しばらくして船長が来て、他の乗客の4人がそろったところで、指示に従って船に乗り込む。私は右舷ミヨシとなる。
当日のタックル
今回はベイトタックルとしCB‐ONEのSSR633FBにシマノグラップラー301HG、スピニングタックルとして、ダイワシーゲートBJ67XHSにダイワヴァデル4000H、タイラバ用としダイワ紅牙MX69XH、フォースマスター301DHを用意した。
これにいろいろな状況に対応できるように、数種類のジグも持ち込むので、ジキングのときの荷物は量も重さも大変だ。
朝イチはハマチ連発
午前5時半に出港し、30分ほどでポイントに到着。船長から「水深は38m、反応が出てるよ。60~80g前後のジグを使って」のアナウンス。
ところが、私がスピニングタックルで準備していたのは100g。少し大きいかと思ったが、そのまま使う。ジグの着底が確認できたら、ワンピッチジャークで誘う。しばらくすると船内あっちこっちでヒットコール。次々ハマチが上がるが、私には何も反応がない。
釣れた人のジグを聞くと60g。やはりジグが合っていないようで、慌ててタックルボックスの中を探す。80gのジグがあったので大急ぎで交換して投入するが、すでに時合い終了。その後も探りながら移動するが、生命反応が出ない。
大倉さんにブリヒット
7時20分ごろのポイントでは、船長から「タイラバをやります。水深は55m」のアナウンス。80gのヘッドを装着したタイラバを投入する。するとトンというアタリが出たと思ったら、軽くなってしまった。歯の鋭い魚にやられたようで、タングステンヘッドをロスト……。
船長はタイラバに早々に見切りをつけ、次のポイントへ。そして「タチウオパターンのジグでやってください」のアナウンス。
皆さん、200gのセミロングタイプのジグを用意してきたようだが、私はまたも準備不足。持っている中で一番長い200gのジグを使うが、皆さんのものより短いので一抹の不安が。
しばらくすると大倉さんがヒット。ロッドが大きくしなりファイト開始。上がってきたのはブリだ。
時合いに船中大騒ぎ
これでスイッチが入ったのか、すぐに左舷ミヨシの佐野さんと2番目の髙木さんが同時にヒットコール。チャンス到来かとロッドを持つ手にも力が入ったが、次のヒットは隣の松本さん。トリプルヒットだ。オマツリを避けるため、私はすぐに回収する。
まずは佐野さんと髙木さんがブリを取り込む。松本さんも当日最大のブリが無事ネットインで、船長は大忙し。結局これが一番の時合いだったのだが、私はモノにすることができなかった。
11時に水深60mのポイントに移動して、タチウオジギング。私は200gのジグで電動ジギングを楽しんだ。そして、最後にジギングサビキでアジを釣って、午後12時半に終了となった。
最終釣果
私の釣果は、指3本のタチウオが7匹に25cm前後のアジ12匹。私はブリを釣ることはできなかったが、得ることもあったので次回に生かそうと思う。ちなみに船中ではブリは5匹上がり、トラフグやマダイも上がっていたようだ。
<週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎/TSURINEWS編>