残暑厳しい9月の中旬。三連休初日の混雑を避けつつ、アオリイカのエギングを楽しみたいと思い、三重県鳥羽市の離島を数年振りに訪れてみた。以前より人が増えた感は否めないが、天候にも恵まれ秋らしい数釣りエギングを楽しんだ模様をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター稲垣順也)
アオリが連発
続けてキャストすると、1シャクリ後のフォールでアタリを捉えた。フッキングも決まりキャッチ成功。少しサイズアップしてトンカツサイズと言った所、次のキャストでもヒットし3投連続キャッチ。
少し場を休ませる意味でも小移動し港内を探っていく、反応が無ければテンポ良く移動し、ポツポツとコロッケからトンカツサイズを追加することができた。沈み根があるポイントでは群れを捉え連続ヒット。コンスタントにヒットが続くのは秋らしいエギングだ。
夕マヅメに最大サイズ手中
迎えた夕マヅメ、最初にキャッチしたポイントに戻りサイズアップを狙う。トンカツサイズを2杯追加し、最終の船の時間を考えたラスト1投、ロッドにきたアタリを合わせると今日一番の重量感。
慎重に寄せキャッチしたのはこの日の最大サイズとなる胴長20cm弱のアオリイカであった。後ろ髪を引かれる思いだが、片付けをして鳥羽佐田浜行きの最終便に乗り今回の釣行を終えた。
最終釣果
午前中は苦戦したものの午後からは秋らしく連続ヒットもあり合計13杯キャッチの7杯キープと秋エギングを満喫できた1日となった。帰りも電車に揺られながら家路につく、電車釣行ではお酒が好きな方は一杯飲みながら家路につくこともできる。たまにはマイカーを置いて釣りに行くのも良いものだ。
今後の展望
伊勢湾口に位置する離島のエギングは10月いっぱいは楽しめる見込みだ。水温次第で11月でも狙えるが、外した際のサブターゲットも想定しておきたい。
これから秋にかけてアジの回遊も多くなり、尺アジも十分チャンスがある。カサゴやメバルといったライトロックフィッシュゲームも面白い。
離島釣行の注意点
離島釣行の注意点として、釣り具店やコンビニは島内にないため、忘れ物には注意したい。飲み物は自販機でこと足りるが氷は予め用意して行く必要がある。これから秋が深まるにつれて寒暖差の大きい季節になる。気温に注意して服装を選んで頂きたい。
また、各島伊勢エビなど地魚が味わえる宿もあるため、時間があれば一泊してのんびり楽しむのもありだ。離島のレトロな町並みとゆったりとした時間の流れ方は日頃の喧騒を忘れさせてくれる。一泊プランなら新幹線利用で東京からの釣行も可能ではある。
最後に、釣り場はもちろん、公共交通機関である電車、市営定期船内でのマナーを守り、釣り人のトラブルが元で釣り禁止にならないよう、注意して釣行して頂きたい。
<稲垣順也/TSURINEWSライター>
神島
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