明石沖ボートジギングでハマチ11匹をキャッチ【兵庫】シーズン本格化でさらに期待大

明石沖ボートジギングでハマチ11匹をキャッチ【兵庫】シーズン本格化でさらに期待大

明石沖で2日間のボートジギングを敢行。青物狙いの絶好のタイミングで、ライトタックルを駆使して挑んだ今回の釣行は、ハマチをメインに狙いながらも、思わぬ苦戦や嬉しい釣果に満ちた内容でした。1日目の失敗を踏まえた2日目の釣りでは、見事にリベンジを果たし、ハマチ7匹を釣り上げることに成功。狙ったタックルでの釣果に満足し、今後のシーズンにも期待が膨らみます。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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明石沖ボートジギング

明石沖のボートジギングで大潮周りは、青物狙いには打って付けで、朝の時間帯に明石海峡からの上げの潮が入り始めれば、時合い到来の狙いです。

この時間帯の潮をうまく使って、ジギングをすれば高確率の短時間勝負ができるはずです。それには、ベイトが存在しているかどうかの条件も付随しますが、ひとり気ままなボート釣りでの絶好の日には違いありません。

落とし込み釣りは不調

早ければ盆明けの頃から9月いっぱいは、家島諸島のあちらこちらにイワシの群れが押し寄せ、それの追っかけのハマチからブリまでやってきます。居つくようにイワシが群れるので、落とし込み釣りの絶好の機会です。

イワシを喰い付かせて、それを喰い付く青物を待ち構える釣りで、イワシのプルプルのアタリが、青物が喰ってサオ先が突っ込むまでが、何ともおもしろく楽しみでした。

ところが、家島諸島には、イワシの群れがほとんどいません。調査釣行をしても釣りにならず、これ目当ての乗合船も予約キャンセルをしたほどです。

水温変化なのか、夏に続いた二艘引きの網漁なのか、何かの原因でイカナゴ同様にイワシもこの海域から姿を消し、青物狙いができなくなりました。

しかし、明石沖のイワシは群れていて、しっかり青物が居ついています。今年の9月は、落とし込みができないのは寂しいですけれど、家島ではなく明石沖でのジギングが狙いになりました。

ライトタックルでハマチを狙う

ブリもメジロ(ワラサ)もいますが、主はハマチ(イナダ)狙いになります。当然タックルもライトになり、ジグも100〜120gを使い、よく動くように潮切れの良い1.2号のPEラインです。根ズレさえなければメジロサイズでもなんとか取り込める、最近のタックルは優秀です。

明石沖ボートジギングでハマチ11匹をキャッチ【兵庫】シーズン本格化でさらに期待大2日間にわたって使ったジグ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

ライトタックルのおもしろさは、ジグの動きの変化が読めたり、魚の引きをダイレクトに受けて曲げて楽しむができる点です。ハマチクラスをブリ狙いのタックルで釣ってもあっけなく面白くもありません。

ライトタックルだとコツンとジグに反応したのを喰わすゲーム性が倍増して、引きも楽しめるという好きな釣りです。型ものに根ズレで飛ばされるまで、この1号タックルを使います。

ジグのウェイト

夏にツバス(ワカシ)だった若魚たちが、ひと潮一寸の成長をして40cm半ばになってきました。よく食べ脂も載ってパワフルです。胃の中はイワシがたくさんで、そのサイズが100〜120gジグと同じくらいです。小さいジグの方が優位性は強く、しかもこの場合同サイズなります。

潮は、約3ノット台(秒速1.5〜2m)の流れがあり、軽いジグは潮に押されてしまうので、その潮切れを良くするために細いPE1.2号のメリットが出てきます。

秋深くなれば、釣れる魚のサイズも違ってくるので、150〜200gジグにPE2〜3号になり、魚とジグサイズが使えるラインやタックルも変化をさせます。ひとりでボート釣りですから乗合船のように隣との干渉もないので、軽いジグや細いラインも使いやすいです。

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