今年4月に営業を再開した「フィッシングパークTOI」に妻と釣行した。狙いは数年前の雪辱を果たすべくイカダの外側にいる良型の魚たち。制限時間は3時間。筆者は一度バラしたものの、その後クロダイを釣り上げることに成功!大満足の1日となった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
メジナ入れ食い
筆者も妻もまずは円錐ウキを使用した半誘導の仕掛けに、ハリにはエサのオキアミ付けて釣りを開始。ウキ下は3m位に調節した。筆者はすぐに20cmのメジナをキャッチ。
すると彼女も負けじと同じくメジナを釣り上げ、その後もメジナは入れ食いでデッドヒートが繰り広がれた。
しかしお互いオマツリ(手前マツリ含む)やイカダの床などにハリを引っ掛けてしまうことも多々あり、その都度ハリを結び替えたりしてタイムロスも激しい。
クロダイをキャッチ
妻はクロダイが釣りたいと言い出し、ウキ下を深めにしたり、全遊動仕掛けにもチェンジしたが、相変わらず釣れてくるのはメジナのみ。しかし次第にサイズアップしてきたメジナの引きを楽しんでいた。
海中には良型の魚が増えてきた。すると筆者のウキが勢いよく沈んだのでアワセるとクロダイが掛かったのが見えた。前述の通り、海は透明度が高いのでクロダイが掛かるとすぐに分かる。「やったー!」と思った瞬間ラインブレイクでしばらく放心状態。ドラグを締め過ぎていたのが原因だった。
気を取り直して投入した仕掛けに再びクロダイがヒット!今度は慎重にやり取りするが、妻は水中で元気よく泳ぎ回っているクロダイをタモで掬おうとしているので「まだ早いよ」と言って待機してもらう。一時はイカダの下に潜られて絶体絶命かと思ったが、一気に体力が落ちたのか魚は無抵抗となり妻の差し出すタモで無事にキャッチ。
残り時間も無くなってきたので筆者はこれにて納竿にすることにした。数年前の雪辱を果たせて、これ以上ない満足感にしばらく浸ってしまった。
魚影の濃さから妻にもヒットするかと思ったが、残念ながらタイムオーバーとなり彼女も納竿となった。時間が許す事ならきっと彼女も何かしらの良型の魚をキャッチできていたことだろう。
当日の釣果は以下の通り。
・筆者:クロダイ1匹(35cm)、メジナ9匹(20~23.5cm)
・妻:メジナ5匹(18~23.5cm)
アフターフィッシング
釣った魚は食べる分だけキープして、その他はリリースしたり後から来たお客さんに差し上げたりした。翌日マックスバリュー沼津南店内にある馴染みの「山正鮮魚部」に魚を持ち込み刺身にしてもらった。
東京の自宅に戻り家族皆で食べたが、クロダイもメジナも自分が釣ったという贔屓目なしに絶品だった!釣りを趣味にしていて凄く良かったと実感する瞬間だった。
まとめ
強風・高波により甚大な被害を受けて休業していた施設の営業再開は心から嬉しく思った。また妻は西伊豆の絶景にも癒されたようだ。ドライブや釣りのプランなど西伊豆の魅力は計り知れない。
昨今、各種メディアでよく取り上げられている海上釣り堀の人気は凄まじいものがあるが、今回取り上げたファミリーでも気軽に楽しめるこのような施設での釣りもお勧めだ。イカダの内外問わず楽しめる当施設は釣りデビューにもうってつけだ。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
フィッシングパークTOI