自然好きな釣り人が考えた自由研究テーマ:街灯に集まる虫を海と山で比較してみよう

自然好きな釣り人が考えた自由研究テーマ:街灯に集まる虫を海と山で比較してみよう

夏は、男子の大好きな昆虫が活発に動く季節です。毎年の夏休みは、山へカブトムシを捕まえに行っていた記憶のある筆者ですが、海にはどんな昆虫が居るのだろうか……と探究心が湧いて来ました。そこで今回は、「堤防にある常夜灯」に集まるであろう昆虫と、「山の街灯」に集まる昆虫とを、比べる自由研究のテーマをご紹介しますので、是非とも取り組んでみて欲しいと思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松永一幸)

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松永 一幸【上天草市公式釣り人】

【上天草市公式釣り人】ルアー・フィッシングが大好きな磯釣り師です。「釣果」より、「思い出に残る」釣りの探究に努めています。

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お役立ち その他

装備

まずは昆虫採集にあたっての装備をご紹介しましょう。

服装

長袖、長ズボン、運動靴の服装、軍手、採取用のハサミ

採取用のカゴ

一般的な虫籠で大丈夫ですが、珍しい物だけを持ち帰るなら、小型の物がお勧めです。

有事の備え

虫除けスプレー、虫刺され薬、絆創膏、消毒薬

調査する場所

山間部ではクヌギ林の近くの街灯とし、対比する海浜部は堤防の常夜灯としました。

バライティ豊富な山間部

山間部では、カナブン、クワガタ、蛾、カブトムシと、多種多様な昆虫が多数飛んで来ている実績があります。集まる時間帯に注視して、採取を行ないます。

自然好きな釣り人が考えた自由研究テーマ:街灯に集まる虫を海と山で比較してみよう山間部の林に面した街頭(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

対比するは海浜部

大型な蛾が多い雰囲気ですが、カナブンやクワガタも見かけた実績もあります。

自然好きな釣り人が考えた自由研究テーマ:街灯に集まる虫を海と山で比較してみよう堤防の常夜灯足元に群がるフナムシ(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

「海浜部の近くの山から飛んで来ているのかな?」と予想したり、仮説を混ぜて調査をすると、新しい視点も増えて発見があるかもしれません。それにしても海辺は羽が大きな昆虫が多いので、虫刺されには注意をして、採取をしましょう。

採取

山間部の街灯と堤防の常夜灯の2箇所にて、昆虫」採取を行ないます。集まり易い様に、白い画用紙などを持参して、思いの場所へ設置して、昆虫を集めましょう。

自然好きな釣り人が考えた自由研究テーマ:街灯に集まる虫を海と山で比較してみよう使用した白色の画用紙(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

記録

採取出来た昆虫は、写真を撮り記録して、2箇所で比較を行います。比較する項目は、「種類」、「集まる数」、「時間帯」の3項目に設定し、記録を行ないます。写真撮影にはスマホを利用すると便利です。位置、時間、日付が記録されるので、後で確認するのに重宝します。

資料作成

採取した昆虫の種類を比較する内容で、資料を作成しますが、昆虫の生態も調べて記載することで、更に集まった経緯が明確になり、自由研究の内容が充実すると思います。珍しい昆虫については、ピックアップしてコーナーを設けてまとめると、個性も出て良いと思います。

自然好きな釣り人が考えた自由研究テーマ:街灯に集まる虫を海と山で比較してみよう羽化するセミ(提供:TSURINEWSライター松永一幸)

まとめ

集まる昆虫を比較すると、昆虫の種類と生態系が見えてきて、やる気に拍車がかかり、面白味が増すと思います。興味が多い昆虫の集まる山間部同様に、海浜部も「刺されたら痛い」アカイエカやブヨも沢山寄って来る為、虫除けスプレーや虫除けグッズは、忘れずに使用して自由研究に取り組んで欲しいと思います。

<松永一幸/TSURINEWSライター>