海に住む海水魚を釣るなら、海に存在する生物をエサにするのが一般的だろう。では、陸の生物「ミミズ」では海の魚は釣れないだろうか。夏休みの自由研究テーマとしても面白いかもしれない。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
土の中にいるミミズで、海の魚は釣れるのか?
自然が豊かな日本に住んでいてみみずを見たことが無いという人はいないでしょう。我々にとって、ミミズはとてもありふれた生き物です。
そんなミミズですが、魚図鑑なんかを見ていると、海の魚であるクロダイやスズキはミミズでも釣れると書いてあることがあります。土の中に居るミミズを海の魚が何故しっているのでしょうか?なにより本当に釣れるのでしょうか?実際に試してみましょう。
ミミズの採取
まずは餌となるミミズの確保と、同時にミミズの生態についてを知ってみよう。ミミズは土の中に居るが、どこにでも居るわけではない。見つかりやすいのは落ち葉が堆積している腐葉土。ミミズが食べているのは落ち葉などの堆積物なので、それらが多い場所が必然的にミミズの住処となります。
山の道路沿いの脇等には落ち葉がたまりやすくミミズも生息している可能性が高いです。落ち葉と表層の土を軽くどかしてみるとミミズに出会えると思います。深く土を掘り返す必要はありません。
ミミズで海の魚を狙ってみよう
ミミズが採取出来たら、実際に魚が釣れるのか試してみましょう。釣り方はぶっこみ釣りと呼ばれるやり方が一番手軽で良いでしょう。オモリは20号~30号程度の中通しのもを使用し、竿はそれを投げられるのであればどんなものでも良いでしょう。ハリは糸付きのものを使うと便利です。メーカーからぶっこみ仕掛けセットがでているのでそれを買ってしまえば必要なものがすべて入っているのでとても手軽です。
時間は夕暮れ~からが良いでしょう。場所は主に川の河口域がオススメです。様々な魚が狙えます。主に狙える魚はクロダイ、スズキ、ウナギ等です。ハリにミミズを付けて仕掛けを投げ込んだら、あとはじっと待ちます。夜釣りでは穂先に付ける鈴をわすれずに買っておきましょう。魚が食いついたら鈴が鳴りますのでアワセを入れて釣りあげましょう。ぶっこみ釣りは待ちの釣りなので辛抱強く続けているといつかアタリがくるはずです。エサのミミズはアタリが無くても20分程度で変えるようにすると釣果に繋がりやすいです。
ミミズで海の魚が釣れる
さて、魚は釣れたでしょうか?ここからは答え合わせになってきますが、土の中に居るミミズで海のクロダイやスズキは実際に釣れます。海にはミミズに似たゴカイが居ますが、それと間違えたのかもしれません。
でも実際は、私たちが知らないだけで魚たちは普段からたまにミミズを食べているはずです。
雨の日にミミズを食べている
そのたまに、のタイミングは雨の日です。雨の日に田舎道を歩いているとミミズが土中から這い出てきているのを見かけたことがあると思います。雨で呼吸が出来なくなって、雨が移動に最適なタイミングだから等、諸説あるようですがミミズが雨の日に土から出てくるのは良く見る光景です。
這い出てきたミミズのいくらかは流されて川に落ちます。そして川に落ちて辿り着く先は、海となるわけです。クロダイもスズキもウナギも、海に居ながらたま~に土の中に居るはずのミミズを餌として食べている時があるのです。
山、雨、川、海と別々なようで実は密接な繋がりがありますね。ミミズに限らず、他のものでも同じように試してみると面白いかもしれません。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>
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