漁場豊かなことで全国に知られる長崎海域。TULALAと長崎を発祥とするAGO Products（通称＝アゴプロ）の入江真一さんが協力してリリースするオフショア系ロッド【Shoots By TULALA】。5月30日、万能で楽しいオフショアロッド3機種で初夏の五目釣りを満喫した。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）
TSURINEWS編集部
長崎でボートルアー釣り
朝8時過ぎ、長崎県長崎市為石町の為石港からのんびりと出船。乗船したのは入江さんが所有するボート。ボートフィッシングガイド・IRIE FIELD GUIDE SERVICEを経営しており、2人チャーターで近海の釣りをガイドしている。
小回りが利くボートで出船（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）ロックフィッシュゲームから
風光明媚なリアス式海岸を見ながら波静かな沿岸を移動。ベイトモデルのShoots Mixture C63MHでロックフィッシュゲームからスタート。ジグヘッド40gにワーム（バルト）をセット。軽いキャストで釣り開始。
Mixture C63MHでロック狙い（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）アコウから登場
ルアー着底から間髪入れずにリールのハンドルを勢いよく5回巻いてワームを泳がせて再び底へと落とす。ルアーアクションはこの繰り返し。数ヶ所打っていくと軽い前アタリの後、ロッドを曲げたのはアコウだ。
アコウが釣れた（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）ルアーアクション
場所移動中にルアーアクションについて質問すると「ガイドではルアーが底に着いた瞬間にリールを巻き上げるように説明している」と話す。
理由は、ジグヘッドが底に着いて待っている間に横に倒れたり、傾斜から転げ落ちたりすることでフックが岩などに引っ掛かり根掛かりするためだ。
底を軽くタッチするくらいで間髪入れずにリールを巻き始めることで、ジグヘッドは立ったままの姿勢を保ち、根掛かりを回避できる。
重めのジグヘッド
ジグヘッドの40gを使用している理由は、手返し重視で沈降速度を速めるためで、あえて重いジグヘッドを使ってストンと落ちるようにしている。また、根魚狙いではブレードは必須アイテムとのこと。
重いジグヘッドがいい（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）アコウがサイズアップ
次にヒットしたのは小型のアラカブ。少し場所を変えてヒットしたアコウはサイズアップした。Shoots Mixture C63MHのロッドパワーも十分で、根からも余裕で引き離し、難なくボートに取り込んだ。
根に潜る魚も取れるパワーがある（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）岩礁帯でアカハタも顔出し
朝からアコウ、アラカブ、アコウとヒット。中間エリアよりも浅場に魚が入ってきているようだ。どんどん浅場に入っていくと、透き通った海に所々大きな岩が沈んでいるのが見える。
ルアーは終始ジグヘッドを使用し、釣り方自体は同じ。岩礁帯でヒットしたのはアカハタ。
肉厚で筋肉質なアカハタ（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）肉厚で筋肉質な体型で、Shoots Mixture C63MHもよく曲がり、やり取りを楽しんだ。
Shoots Mixture C63MHもよく曲がった（提供：週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄）
