漁場豊かなことで全国に知られる長崎海域。TULALAと長崎を発祥とするAGO Products(通称=アゴプロ)の入江真一さんが協力してリリースするオフショア系ロッド【Shoots By TULALA】。5月30日、万能で楽しいオフショアロッド3機種で初夏の五目釣りを満喫した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
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沖はスピニングタイラバで攻める
風がなくなり沖へ移動。野母崎方面へとボートは滑るように海を走る。水深は50mくらいとのこと。タックルをスピニングのShoots RETRIEVE S64Lに持ち替え、遊動式のタイラバ・ソルティラバースライド60gをセットしてスピニングタイラバを開始。
Shoots RETRIEVE S64Lは、イサキやタチウオジギング、SLJなどに適しているが、入江さんは「タイラバを楽しみたい。あまりやらないような遊びができたらいいなと思って作った」と話している。
旧Shoots RETRIEVE C66GFSを基にタイラバでの使用を想定して新たに作られ、カーボン製で折れにくい柔らかい構造のロッドになった。遊び心を大切にし、曲げても強いロッドを目指して完成した一本だ。
フォールでマダイがヒット
マダイがフォールでヒット。ゴンゴンと手元に伝わる大きなアタリがきて、走ったところで合わせた。「フォールは合わせた方がフッキングがいい」とのことだ。
タイラバでアオナをゲット
ボートは潮の流れに乗ってゆっくりと流されていく。タイラバが海底をタッチしてから間もなくアタリが出て追い食いしたのは良型のアオナ。
ロッドをギュンギュンと曲げてやり取りを楽しんだ。
旬の魚イサキが登場
魚の色を変えたい。ロッドはそのままでタイラバからメタルジグのブランカにチェンジ。ブレードを付けてアピール力をアップさせている。着底から軽いサオのシャクリで誘う。
入江さんは「ワンピッチジャークがしやすい」と話し、ロッドをシャクっている時にヒットしたのはイサキ。旬のターゲットに喜びは今まで以上に大きい。
ジギングと言えば青物
スピニングでの本命・マダイとイサキをゲット。さらにロッドをぶん曲げたい。青物を目指して三ツ瀬方面に大移動。ロッドをワンピッチジャークでシャクっているとヒット。期待通りにロッドがギュンと曲がる。
待望のヒラマサ
無事に取り込んだのは九州エリアでヒラゴと呼ばれている小型のヒラマサ。小型ながらも「釣れるといいね」と話していた魚。狙い通りに釣り上げることで嬉しさも倍増する。朝から昼まで根魚、イサキ、マダイ、青物と釣り上げた魚種も豊かで五目釣りを堪能している。
フォールで追い食い
前アタリ後、フォールで追い食いしたのは40cmクラスのイサキ。 サイズアップに思わずにっこりの入江さん。
自由になんでもこなす
軟らかくしなやかな曲がりで、やり取りを楽しんだ。釣りスタイルにこだわることなく、その時にやりたい釣り方で自由になんでもこなすことはマルチパーパスの真骨頂。Shoots RETRIEVE S64LとSLJは相性がいい。