磯のルアーゲームの代表的なターゲット・ヒラスズキ。磯ギワで砕け散る波にできるサラシの発生がこの釣りの必須条件だが、この時に吹く向かい風が狙った場所へのルアー投入を阻む。福岡県の離島・宗像市大島でデュエルフィールドスタッフの池田さんが、アイルマグネットTGミノー(F)&アイルマグネットTGダーター(F)、ハードコア バレットファスト(S)の3種を駆使して向かい風を突破して、サラシに潜むヒラスズキを引き出した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
目次
朝1投目からヒット!
朝マヅメ下げ潮から釣りスタート。昼すぎには上げ潮に変わっていく。1投目、リールを巻き始めて間もなくアイルマグネットTGミノー(F)125mmにヒットするが、これはバラシ。引き波の強さが加わり、フックアウトしていた。それでも好反応に池田さんのテンションも上がる。
サラシを丁寧に狙う
狙う場所は主にサラシのサイドにできた流れのヨレの部分。またサラシの白泡の中にも投入して、状況を確認しながら刻々と変化していく波の状況を判断しながら釣りを進めている。
アタリはあるがフックアウトが続く。同じ場所を攻め過ぎると魚の警戒心が強くなり食い気も渋くなるため、広範囲を歩きながら打っていき、ルアーも交換しながらヒラスズキの反応する場所を探る。
シンキングミノーでヒラスズキ手中
向かい風対策でシンキングミノーのハードコア バレットファスト(S)120mmに替えて1投目にヒット。打ち寄せる波に乗せて磯の上まで寄せて、安全な場所へ抜き上げてヒラスズキを取り込んだ。
向かい風でも遠投可能
ハードコア バレットファスト(S)はボディ形状と次世代重心移動システムにより遠投性能が高くシンキングの強みもあり、向かい風を切り裂いて狙いのポイントに届いた。
やはり狙い通りのポイントに入ると、期待を裏切ることなくヒラスズキが反応する。
フローティングミノーでサイズアップ!
朝一番に魚の反応が良かった場所に戻り、ルアーをアイルマグネットTGミノー(F)に付け替えた。
答えはすぐに出た。サラシの中から姿を現したのはヒラスズキ。しかもサイズアップしている。
状況を聞くと、ルアーを瀬ギワのギリギリまで寄せたところでリールの巻きを止めて引き波の流れを使ってスイミングさせてヒットしていた。池田さんは「ポワ~ンっと泳がせていると下から食ってくるイメージ」と感想を話した。
リップレスミノーにもヒラスズキ
次はアイルマグネットTGダーター(F)に替える。間もなくヒラスズキがヒット。ルアーへの反応がすこぶるいい。魚がいればほぼヒットしている感じ。ヒットした状況は潮の流れの中で、デッドスロー巻きでアタックしてきている。
カラーローテで本命追釣
ヒットパターンをつかんだ。アイルマグネットTGダーター(F)125mmのカラーを替えながら追加していく。
ホログラムカラーに好反応
カラーも影響しているのか、朝マヅメからヒットしているのはホログラムカラーを使用している時。池田さんは「キラキラと輝いていることがいいと思う」と話した。
イワシカラーで最後の1尾
昼ごろ、アイルマグネットTGダーター(F)のオリジナルイワシにヒット。初代アイルマグネットシリーズのIW(イワシ)をブラッシュアップしたカラー。この魚を最後に海も落ち着いてきたので納竿。
ルアー3種全てにヒラスズキヒット
昼ごろまでにアイルマグネットTGミノー(F)、アイルマグネットTGダーター(F)、ハードコア バレットファスト(S)で制覇。ここで池田さんにルアー3種の使用感についてうかがった。