四月に入り海水温は一気に上昇。そうなると、シャローエリアでのプラグゲームが俄然面白くなってくる。福岡での陸っぱりルアー釣行でクロダイとシーバスが連打した釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
春はシャローゲーム
四月に入り海水温は一気に上昇、本記事執筆段階の4月末では福岡周辺の海水温は18℃付近に達している。ここまで温かくなるとエサになる小魚やエビ、多毛類も多く見かけるようになってきて春だな~といった感じだ。
水温が上がったので魚たちも深場からようやく這い出てきて、エサを食べやすい浅瀬に良く入ってくるようになる。シャローでは魚は食事がしやすいし、釣り人は魚を効率的に釣りやすくなる。シャローを狙わない理由は無い。
プラグオンリーの釣り
4/27(土)中潮0:30頃満潮
深夜の満潮だったが、風向き的に釣りがしやすく月が隠れる曇り予報だったので眠い目を擦りながら出かけることにした。下げ潮が効き始める1:30から釣りを開始。ここ最近はプラグでの釣りにハマっており、プラグオンリーでやり通すことが増えた。
タックルデータ
ロッド:TULALA Groovy70s
リール:Daiwa ルビアスLT2500 PEライン0.4号+リーダー2号
ルアー:Tict BIGHIP60KBF
近場の小磯に入る。うねりも小さく、釣りのしやすいいい天気だ。水深でいうと足元で50cm程、フルキャストしても2m程度のシャローをプラグで探る。水深が浅いので根掛からないフローティングプラグをチョイス。
流れがしっかり効いているので、キャスト後にリールはほぼ巻かずたわんだラインだけを回収する。扇状にルアーを流れに乗せて流す。
すると元気なヒラスズキをキャッチ。このサイズになるともはやライトではなくミドルゲームだ。本当はメバルが釣りたいのだが、ゲストも良く釣れる。ゲストが結構でかいのでタックルはそれなりに強いものを選んでいる。
クロダイ乱舞
その後もプラグゲームを続けていくが、金属的なバイトの割に乗らないアタリが続く。こういうときは大体クロダイだ。
活性の高いクロダイは表層に浮かぶプラグにも好反応を示す。横に走って跳ねない場合はほぼクロダイ。根に潜られる心配もないのでドラグを緩めてファイトする。口の中にフックが入ると高確率でフックを曲げられるので、釣った後はフックに異常がないか確認しよう。
その後もひとしきりクロダイ釣りを堪能した。メバルが釣りたいが……釣れてくれるだけありがたい。本命のメバルは見えなかったがクロダイとシーバスに遊んでもらい、いい時間になったので納竿とした。
春はプラグゲームが面白い
ライトゲームと言えばワームのイメージだが、最近はプラグに首ったけだ。プラグオンリーでも十分釣れるし、浅場はプラグの方が釣りやすい。この日もプラグオンリーでもバイト数は10以上、キャッチはクロダイ3のシーバス2で十分楽しめた。
プラグで釣ると偽物で食わせた感があって満足度も高い。春の風の無い夜はプラグを持って釣りに出かけると色々な魚に遊んでもらえる。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>