いつかは長期の連休を使い、何も考えずに24時間ひたすらシーバスを釣り続けたい!と思う。眠る時間も食事の時間も忘れて、倒れるまで投げ続けたいと思う。これはもはや筆者の願望だ。では、そんな心の叫びと願いを記事にしてみたらどうだろう?楽しみに見てほしい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
24時間釣りできますか
GWなどの大型連休はほとんどが仕事なのだが、釣り場を見かけるとここぞとばかりに釣り人が殺到しているのがわかる。特に海釣り公園などは、子供の日を中心に整理券を配るほどの満員になる所もあるくらいだ。まぁ、天気に左右されるのはしかたないが、GWも働く筆者としては何とも羨ましいことだ。
さて、この記事を書いている時点では今年のGWの約1週間前だが、もしも願いが叶いGWに釣りに行けるのなら、やはりシーバスを狙いたい。ふだんデイもナイトもやっているので贅沢に聞こえるが、ほとんどが徒歩で行ける近場の短時間釣行だ。なので、1日どっぷりとシーバスフィッシングの沼にハマりたいと思う。
それも半端な釣りではなく、それこそ24時間釣り倒したい。時間も仕事も生活も、全てを忘れて釣りに集中する。できそうでなかなかできないのがこれだ。
好きなことに時間を使う贅沢
この、釣り道楽を極めるような釣りをいつかはしてみたいが、別にどこかへ遠征に行きたいとかではない、いつもの河川で上流から下流までを徹底的に攻略してみたい。いつも時間がなく、いくつかあるポイントの1つか2つくらいしか回れない。その全てを釣り歩くにはそれこそ何日もかかるので、なかなかできない。
いつかは休みを使って気の済むまで1つの河川を隅々までシーバスだけを追いかけてみたいと思っていた。これこそささやかな願いである。釣りをやらない方からすれば全く理解できない世界だろう。だが、時間の全てを好きなことに使うことこそ、実は最高の贅沢なのだ。
なぜ大型連休に釣りに行くのか
さて、最後になるが、なぜ釣り人は大型連休にわざわざ混み合うのを覚悟で釣りに行くのだろう。答えは簡単で、単純に休みが続くからだ。
例え土日が休みのサラリーマンでも、その全てを釣りに使える人はごくわずかだろう。しかし、GWやお盆休みなどは違う。何日も休みが続いて、天気も良くて風もなければ釣りに行きたくなるのは釣り人なら普通だ。
特に今年は新型コロナの影響が薄くなって初めての連休、釣り場は多少天気が悪くても激混みは避けられない。それでもファミリーフィッシングをするならこの休みしかないし、ポイントをじっくり攻略するのも今しかない。そう考えると大型連休は貴重だし、この瞬間にしか出来ない釣りや、思い出作りもあるのだ。
だが、ここで注意したいのがお約束ともなった釣り場でのトラブルだ。楽しい連休も、人が増えたことによって思わぬトラブルに合うこともある。そうなると、せっかくの釣行も台無しだ。少し気持ちに余裕があるのなら、釣り場は譲り合ったり、ゴミや食べない魚を放置しないなど、ぜひマナーを守って満喫してもらいたい。
今年のGWも筆者を含め、休めない人もいると思うが、いつか休みを取って、一生の思い出になるような釣りをしてみようじゃないか。そう思うのは、けっして大げさではないはずだ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>