ヤマハがフィッシングボート「YFR330」を新発売 釣り人視点で魅力を紹介

ヤマハがフィッシングボート「YFR330」を新発売 釣り人視点で魅力を紹介

3月22日(金)に横浜市で行われた「ジャパンインターナショナルボートショー2024」に潜入。「ヤマハ発動機株式会社」からフィッシングボートのNewモデル「YFR330」が展示されているという情報を聞きつけ、同社ブースへ突撃取材を敢行。当日の詳細について、紹介していく。

(アイキャッチ画像提供:YFR330プロジェクトリーダー・児島慎平)

アバター画像 TSURINEWS編集部

船釣り

担当者インタビュー

当日取材対応いただいたのは、企画・財務本部 コーポレートコミュニケーション部 広報グループの小野寺廉さんと、マリン事業本部 国内事業推進部 開発部 ボート設計グループの児島慎平さん(撮影当時)。フィッシングボートの最新モデル「YFR330」について丁寧に紹介いただいた。

このタイミングで発売した背景

小野寺さん「この『YFR330』に搭載されている450馬力の船外機は、今年から国内で初導入となっています。そのタイミングに合わせて発売させていただきました。」

何人釣行がオススメ?

小野寺さん「ボートの定員数は10名ですが、4~5人のアングラー全員がポイントまで快適に移動でき、思う存分釣りに集中できるというのがコンセプトになります。ですので、4~5人以内が最も真価を発揮できますね。」

ヤマハがフィッシングボート「YFR330」を新発売 釣り人視点で魅力を紹介充実のキャビンスペース(提供:TSURINEWS編集部・河野)

こだわりのポイントは?

児島さん「ポイントまでの快適な移動と、釣りやすさです。快適な移動を支えるキャビンは、5名が快適な姿勢や視界で着座できる配置にこだわっています。船酔いをした方の休憩スペースと荷物を多く置けるスペースの両立にも配慮しました。近年は夏の暑さも厳しいので、キャビンの冷房能力も強化し、より快適に過ごしてもらえる室内になっております。」

釣りが快適にできるような設計

児島さん「船べりに寄りかかって釣る時に、つま先が奥まで入るような構造を船首から船尾の全体に採用しています。アングラー同士が距離を保って釣りやすいデッキレイアウトも大きなアピールポイントです。」

ヤマハがフィッシングボート「YFR330」を新発売 釣り人視点で魅力を紹介安定した姿勢で釣れるデッキ構造(提供:ヤマハ発動機株式会社)

既存モデル「YFR-27HMEX」との一番の違い

児島さん「30フィート台のフィッシングボートに求められる乗り心地や安定性、風流れ抑止性を実現するため、時間をかけて全く新しい船体を開発しました。実際に海を走っては改良するということを繰り返し、軽快でスムーズな乗り心地を実現しています。YFR-27HMEXも走りに定評のあるモデルですが、YFR330は更なる進化を遂げておりますので、是非ともご体感いただきたいと思います。」

商品情報

最後に「YFR330」の詳細について紹介していく。

・全長:10.10m
・全幅:2.99m
・艇体質量:3,296kg
・完成質量:4,118kg
・搭載エンジン:F450AVT2U
・最大搭載馬力:330.9kW(450ps)
・燃料タンク容量:650L
・清水タンク容量:56L
・定員:10名
・航海区域:限定沿海
・メーカー希望小売価格:35,058,397円
・本体価格:34,650,000円
・エンジン価格:本体価格に含む
・法定安全備品類他価格:408,397円

(河野・TSURINEWS編集部)