厳しい冬が終わりつつあり春の気配が日に日に濃くなるが、海の中にも確実に春が近づいている。先日、三重県鳥羽市小浜から出船している丸安丸の船長からもらったLINEには、釣果写真とともにひと言。「タイが白子を持ってます」。早すぎない?と思ったが、コレは行くしかないでしょと3月11日に釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 稲沢市・谷川智)
ワラサも登場
さらにはタイラバ初挑戦という鈴木さんにも、50cmクラスの良型マダイがヒット。「これで沼ること間違いなしやね」と出口さんに声をかけられていた。
篠崎さんにはワラサまでヒットし、船上はさらにヒートアップ。
下げ潮に雪代交じりトーンダウン
ところがところが、潮が下がりきると、下げ潮で雪代が入ったようで、それまでのお祭りがウソのようにトーンダウン。これほど変わるかというぐらい、アタリがなくなってしまった。
海の色は白っぽく濁り、海水もかなり冷たい。これはダメだということで、少しだけ早上がりとし港に戻ることとなった。
最終釣果
釣果はマダイ14匹、ワラサ、ホウボウ、クロダイなど。マダイの良型はどれもお腹がぽってりしており、船長の言葉通りいよいよ乗っ込みが始まったようだ。
ただしこれは例年より1カ月ほど早い。第1陣と見るのか、気の早い群れなのか分からないが、これからさらに上向いてくることは間違いない。
ノリパターン×乗っ込みがキーワードとなる鳥羽沖のマダイ、タイラバで狙ってみてはいかが。
<週刊つりニュース中部版 稲沢市・谷川智/TSURINEWS編>
丸安丸
出船場所:鳥羽市小浜