1月19日、愛知県常滑市の大野海岸周辺へマアナゴ狙いで釣行した。20日に予定していたが、雨の可能性が高いため天気が荒れる前に釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・石川友久)
大野海岸での投げアナゴ釣り
釣行当日は、午後5時30分に出発。道中のイシグロ鳴海店でエサを購入する。実績があるアオイソメ一択だ。平日のラッシュと重なり、到着は7時ごろ。大野海岸周辺では既に3組がサオを出していた。
風はあるが釣りに支障はないレベルだ。日中は晴れて15度まで気温が上がった。到着時は12度だったが、北西の風が強まり気温は急降下、釣りを終えるころには8度。この時期の服装選びは難しいことを実感した。
海藻が繁殖し誘えない状況
午後7時すぎに第1投、はやる気持ちを抑え、前回釣れたポイントを狙って中くらいの力で投入するがアタリは出ない。仕掛けを回収するとハリには海藻が絡まり、エサは無傷で残っていた。
2投目もアタリはなく、海藻が絡まっていた。
表層からでは分からないが、海中には変化があったようだ。「今日はダメだ…」という釣り人の会話が風に乗って聞こえてきた。どうやら釣れていないようだ。午後9時ごろには撤退していき、一人になってしまった。
アタリがないのは私も同じだが、ヒトデが掛からないのでアナゴはいるはずだと思い続けた。
狙っていた位置より沖へキャストする。以前は誘いを掛けられたが、今日は海藻が絡まるためできない。80mほどキャストし、5分くらいで回収する動作を繰り返した。
投入数を増やして広く探る
午後9時30分すぎ、やっと1匹目のマアナゴをキャッチ。このやり方が正解のようなので、今日は力いっぱい仕掛けを投入する。3投して1回アタリがあるといった感じだが、釣れるアナゴは全体的に型が良かった。
当日の潮は小潮で、師崎の干潮は午後6時53分。この日は明らかに午後9時30分ごろからアナゴが釣れだしたが、潮とも一致せず、変化点が明確に分からない。
最終釣果
寒さが増した深夜0時に納竿した。釣果はアナゴ7匹。小型の2匹はリリースした。海藻が繁殖していて誘いを掛けらなかったが、投入数を増やして広く探ることで7匹キャッチできたので、それなり達成感があった。
今までよく釣れても、相手は自然なので状況が変わる。この状況変化を楽しむことも自然を相手にする釣りだからこそ。
アナゴをどう料理しようかと考えながら帰途につく。前回に続いてアナゴ丼にしたが、やはりとてもおいしかった。
<週刊つりニュース中部版 APC・石川友久/TSURINEWS編>
大野海岸