著者は小学生の頃から、堤防・船・磯・川、餌釣り・ルアーフィッシングと、実に様々な釣りを楽しんできた。楽しい経験が多数あるからこそ今でも釣りを続けているのだが、ずっと順風満帆だったわけではない。時には目を覆うような失敗を犯したこともある。今回はその中から、選りすぐりの3つのエピソードを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
ロッドケースを自宅に忘れた
こちらはつい数年前の出来事なのだが、忘れ物が無いか釣行直前に何度もチェックしたはずだったのだ。だが、それでも足りないらしい。そんなエピソードだ。
釣り仲間と淡路島へ
10月半ばのハイシーズン。最盛期を迎えたアオリイカとタチウオを狙うべく、著者は釣り仲間と淡路島への釣行を計画した。迎えた当日、昼過ぎにサービスエリアで合流し、それぞれ自分の車を運転して淡路島のポイントへと向かった。
ロッドケースが……無い!?
釣り場の駐車スペースに到着し、雑談しつつ「どこに入りましょうか」等と雑談をしながら、車のトランクを開けると……そこにあるはずのロッドケースが丸ごと無い!「そんなアホな!?」と叫びながら、嫁さんに電話で確認してみたら、「玄関の扉横に立てかけてあるよ」と笑われてしまった。
竿を買う羽目に
運悪く、この日は釣り仲間も竿を1本しか持ってきていなかった。絶望していたら、「自宅まで取りに戻りましょう!晩の時合には間に合う!」と言ってくれたのだが、自宅からこのポイントまでは片道2時間近く。
釣り仲間はこの日のために有休を取ってくれており、このままでは申し訳が立たない。そう思った著者は、現地の釣具店で4200円のエギングロッドを購入することにした。
なんとかタチウオ確保
初めて使う初心者向けロッド。値段が安かったこともあり、正直操作性は良くない。そしてこの日はアオリイカの活性も悪く、残念ながら1杯もゲットできなかった。だが、場所を変えて挑んだタチウオ釣りでは、なんとか5本ゲットできたので一安心だ。
確認は入念に行いたい
忙しい毎日を過ごす中で、「今日こそ釣りに行けるぞ!」となると、誰しもがワクワクソワソワ。平常心を忘れ、確認もおろそかになりがち……ではないだろうか。
著者は釣行前に必ず持参する道具一覧メモを用意し、それを確認しながら支度をするのだが、それでも何年かに一度、仕事の繁忙期後の釣行時にこういうミスをやってしまう事がある。もし今回の記事を見て、読者のあなたがクスリと笑ってくれたなら、あの時ミスをした著者も救われることだろう……。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>