2024年の初釣りは、いつ、どこへ?明けても暮れても釣りなのだから、新年の切り替わりなんて実は何でもないことなのだが、このような区切りに賭けるような気持ちもある。夢想する新年一発目の釣りを、予言して書きたい。そして、実際の釣果は?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
新年の予言釣行
2024年1月最初の釣りを予言して見せましょう。大阪湾奥にてライトゲーム。アジやメバルがメインターゲットになるだろう。最近の好調ぶりから、アジは手堅いものと踏んだ。ちなみに大晦日の釣りも満足の釣果だった。アジ、アジ、アジ。新しく手に入れた4ftのアジングロッドの感覚も手に馴れてきて、アワセがポンポンとハマる釣りだった。
そんな、好調も引き続きの、予言釣行記である。釣行予言と言った方が正しいだろうか。
しかし――考えてみれば旧年・新年など人間の側の区切りであって、海にとっては何でもない。時間が相当経過しての釣りにならない限り、海の状況もそう変わらないだろう。ということで、「大体同じ」という感じをもとに、新年一発目の釣行を想像した。
アジがメイン
大阪湾の海水温は14.6℃くらい。アジは適水温が15℃~24℃。ガッツリと寒波が来ない限り抜けない、との確信がある。ツ抜けはちょろい。新年一発目、そのまんま1月1日に行くつもりでいるが、18時にファーストフィッシュ。そこから21時にかけて連発が続き、やや渋くなる時間があって、そのうち釣りやめる。15尾を切ることはないだろう。
そこからおもむろにメバルを狙い始める。そうだな、22時まで釣ろう。
メバルの適水温、連発!!
この冬のメバルは渋い。アジが多すぎて、捕食が難しいのだろう。どちらも沿岸のプランクトンを奪い合っている状況だ。アジが壁際まで群れで入っているので、捕食を邪魔され、不機嫌なメバルは数が伸びないはず。ならば、小型、中型くらいで最大5尾か?
釣り場所は変わらない。アジの気配が止んでから釣り始めて、残り時間1時間。0.2~0.6gのジグ単で、ふわふわと表層を釣りながら、まずは20cm前半が1尾。壁ピタのカサゴもまじるかもしれない。
何せメバルは適水温ど真ん中なので、カタにはまれば連発する。条件はそろっている。
尺メバルとの決着も・・・・・・
アディショナル・タイム。2023年末、泉大津で2度とりこぼした尺メバルと決着をつけたい。着き場所が決まっていて、食うワームも、ヘッドウェイトもわかっている。実はアジング、アジングと言いながら、私の心中はこのメバルしかない。久しく尺を釣っていない。そして、いつまでも負け続けるわけにもいかない。
0.2gのヘッドに白いワーム。ヤツの好きなリグで、表層をゆーっくりリトリーブ・・・・・・。