三河湾の落ちハゼ釣りが低調【愛知】水温下がりきらず「浅瀬」狙いで拾い釣り

三河湾の冬の大人気ターゲットである「落ちハゼ」20cmオーバーのハゼランカーも登場し、とても美味しく旬の釣りのひとつだが、今年度のハゼは激渋らしい……そんな落ちハゼ釣りを攻略してきました。

（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター杉浦永）

2024年1月18日

Haruka_Sugiura

普段はボートからのベイフィッシングゲームがメインで、愛知県の衣浦港・衣浦マリーナから２０フィートほどの湾内専用ボートで出船しています。シーバス・クロダイ・ロックフィッシュなど魚種を問わず、シーズナルゲームを楽しみながら、狙える魚は全て狙うスタンス。釣りの以外にも旅行を趣味として、歴史を学ぶのが好きです。

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落ちハゼとは

夏の浅瀬に沢山いたハゼは11月～1月あたりに産卵のために深場に移動して行きます。

ハゼ（提供：TSURINEWSライター杉浦永）

ハゼは産卵して一生を終えるのですが、落ちハゼとは産卵する前の冬ごろに最大サイズのハゼが狙えることで釣り人を楽しませてくれます。

落ちハゼ釣りの魅力

魅力は引きがとても強いこと！ハゼも20cmほどのランカーサイズになると引きがかなり強くなり、ロックフィッシュ用やシーバス用のロッドなら、ちょい投げで楽しく引きを味わえます。また、その味も絶品！お刺身や天ぷらにしても美味しく、夏のハゼより味わいが増して食べ応えがあります。

ポイント概要

私の場合、ボートで落ちハゼを狙うため、水深9m前後の川の河口や海底がすり鉢状に深くなっているヘドロが堆積したポイントで釣りを展開します。

川の河口などは夏場に川の中にいたハゼが落ちてきやすく、河口にドン深のかけ下がりがあるとハゼが落ちやすいと思います。

使用タックル

ボートの場合はシーバスタックルやライトロックフィッシュタックルを使用しています。オカッパリの場合は沖合の深場を狙うこともあるので、投げ竿がオススメ！もちろんバスロッドやちょい投げロッドでもポイントによっては使用できます。

当日の状況

釣行したのは12月末の雨の日。風は弱かったが、前日からの雨で潮は速かったため、アンカーを打って釣り場を固定していました。オモリを重くしてもすぐに潮で流れてしまうので釣りづらい日でした。

基本の釣り方

仕掛けは天秤に10号のナスオモリにハゼ用の2本針仕掛け。エサはイシゴカイを1本掛けして仕掛けにつけて行きます。1本掛けにすることで水中でイシゴカイが「ウネウネ」とアピールしてくれるので使いやすい釣り餌です。また、イシゴカイよりもサイズの大きいアオイソメを使えばエサを1/3ずつカットして使えるので経済的です。