今回はマダイ料理に合う日本酒『HAKU~SpiritedFermentation/ハクスピリテッドファーメンテーション』と『福始(ふくはじめ)』をご紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部)
HAKU~SpiritedFermentation
2023年12月7日(木)発売。この冬新発売の活性にごり酒。シュワシュワッと爽快な泡感で、甘さや酸味、清酒白老らしい濃厚なうまみが賑やかにやってくる味わい。
開栓後も発酵が進む元気なお酒なので、味の変化が楽しめる。最初はソリッドな口当たりも、時間とともに徐々に丸く甘く変化していく。
のんびり食事を楽しみたい休日や、語り明かすような大切な人たちと過ごすパーティなど、時間の経過や、出される料理に合わせるように、口あたりが変化していく不思議なお酒『HAKU~SpiritedFermentation/ハク スピリテッド ファーメンテーション』。
味覚バリエーションが豊富なので、最初は刺し身、次は天ぷらや揚げ物、そしてアラ炊きや煮付けなど、同魚種の大漁釣果でも飽きることのない多彩な晩酌メニューを楽しめてしまう。食べ過ぎ飲み過ぎに注意。
※発酵中なので開栓時に中身が噴き出すことがある。購入後はなるべく早く低温の冷蔵庫(5度以下が理想)に静かに立てて保管し、早めに味わおう。
スペック
・特定名称・普通酒。
・内容量・500ml。
・アルコール分・19度。
・原材料・米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。
・原料米・産地:若水100%愛知県知多半島産。
・お勧めの飲み方:よく冷やして。
・保存方法・要冷蔵(5度以下)。
福始(ふくはじめ)
縁起の良い名前で、お祝いごとや贈り物にも最適な1本。新年などお祝いの時期には特に好評のお酒で、燗(かん)でも冷やでも幅広い温度帯で楽しめる。
刺し身や塩焼き、煮付けなどの和風料理から、カルパッチョやムニエルといった洋風、揚げ物やあんかけのような中華風などなど、さまざまな料理にも相性抜群。白老らしい味わいと深いうまみを感じられる日本酒だ。
スペック
・特定名称・普通酒。
・内容量・720ml。
・アルコール分・15度
・原材料・米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。
・原料米・産地:酒造好適米、加工米・愛知県産ほか。
・お勧めの飲み方:冷酒、常温、燗。
・保存方法・常温。
料理紹介
この2本の日本酒に合わせる料理として、今回用意した食材は祝い料理にふさわしいマダイ。三重県・鳥羽沖のタイラバで釣り上げられたマダイだ。この海域のマダイは速い潮にもまれて、尾ビレが大きく身が締まっているのが特徴。
今回は週刊つりニュースAPCの出口和弘さんが釣り上げた45cmの食べごろサイズのマダイをいただき、魚に料理にこだわりを持っている同じく週刊つりニュースAPCの水野武司さんに料理をお願いした。
お品書きは姿造り、煮つけ、塩焼き、カブト焼きの4品。ちなみに水野さんはプロの料理人ではなく、あくまで家庭料理で普段から魚料理にいそしんでいる。こだわりを持つだけあって、プロ顔負けの仕上がりとなった。
澤田酒造株式会社紹介
愛知県常滑市にある澤田酒造株式会社は、昔ながらの製法にこだわり、蔵から2kmほど離れた知多半島の中央丘陵部よりわき出る天然水を仕込み水として使用する江戸時代から続く老舗。漁師町という地域に根ざし、常滑産の酒米「若水」を中心に常滑テロワールな酒造りで有名な酒蔵として、地元の人からも愛されている。
澤田酒造のお酒といえば清酒『白老』だが、名前の由来は「原料を丁寧に扱い、白くなるまで磨く」という「美しさ」の意味を込めた「白」と、「延命長寿と老成した技」という意味を込めた「老」をお米に重ね命名。この名前に恥じない酒造りを、これまでも、これからも続けていきたい。という信念を持って製造している。
<週刊つりニュース中部版編集部>