2023年の終わりが近づいた12月18日、本年最後の釣りに出かけた。ターゲットは長良川郡上に潜むコイだ。2023年の初釣りは1月のコイ釣りだった。そして最後もコイ釣り。「コイに始まり、コイに終わる」だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
縁起の良い77cmのマゴイをキャッチ
続いて2匹目を狙う。場荒れして警戒しているのか対岸へコイが逃げていった。ここでまきエサをして少し待つと再び寄ってきた。すかさず仕掛けを流してコイの目の前で止めて待つ。
5分ほどで目印が少し動いたような気がしたのでイトを張って聞きアワセをすると、エサが浮いてこない。食った。大アワセを入れると、先ほどよりはるかに重い重量感。サオを絞るが浮いてこない。息を吸わせて弱らせたいが水面に姿を見せてくれない。
そうこうしているうちに流れに乗られコイが下っていく。走ってついて下りサオを絞る。何度か息を吸わせたが再び瀬を下る。一緒について下り再びサオを絞る。ようやく瀬のタルミにコイを誘導して取り込み成功。丸々肥えた77cmのマゴイだった。
渋い冬でも釣果を上げられた
最後に「77」の縁起が良いコイが釣れたので納得の納竿とした。
渓流、アユ、コイ、ワカサギと一年を通して釣りが楽しめたことに感謝したい。2024年も長良川郡上をベースに釣りを楽しんでいきたい。
<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>