サラリーマン釣り師が【釣りのために妻についたウソ】有休釣行は小物釣りがベター?

サラリーマン釣り師が【釣りのために妻についたウソ】有休釣行は小物釣りがベター?

サラリーマン釣り人の、ウソと言う名の「生活の知恵」……。過去にTSURINEWS編集部から依頼された企画の中で、実は最も悩んだ、「私が釣りのためについたウソ」というテーマ。一人でも多くの方に笑っていただければ幸いに思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

アバター画像
尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

×閉じる

お役立ち その他

有休取ってカジカ釣り

釣りにかかわらず、秋は何をするにおいても良いシーズンですよね。そして釣り人なら心置きなく釣り三昧、といきたい所。もちろん筆者もこれに然りです。しかし、どうしても、行っておきたい釣り物の数と行ける日の数のバランスがとれません。

最近は筆者が通う会社も、ワークアンドバランスという考え方が浸透し、休みは取りやすくなったものの、金食い虫の子供達を抱える共稼ぎの我が家。洗濯、掃除、買い物、等々。会社が休みだからといって毎回自分の時間になるとは限らないのが現状です。

そこで生まれたウソ、ではなく生活の知恵は、「平日に有休を取って釣りに行く」こと。単純明快です。しかし、どんな釣り物でもこれが上手くいくわけではありません。クーラー満タンで帰ってきたら、一発でバレてしまいますよね。そこでシュミレーションした結果、「カジカ釣り」がこれに最も適していることが判明。ポイントは、準備する道具がかさばらない、出発する時間がある程度常識内、そして程々の釣果。

毎日車で通勤している筆者にとっては、カジカ釣りが最も適していることがわかりました。というわけである晴れた平日に実践。釣れたカジカは帰る前に内臓処理を行い、ジップロックに入れて、帰宅後何食わぬ顔で冷凍庫へポイ。全てが想定内で事が運びました。後日、釣れたカジカをから揚げにし、証拠隠滅も完了しています。

隠し金でマッドバイパー

より大きい魚が釣りたい。筆者も沖釣り駆け出しの頃は、こんなシンプルな目標を掲げていました。そしてそれはいつしか「大物釣りのメッカである銭洲やイナンバに行ってみたい」という夢に広がり、それを叶えるには、それに対応した道具がどうしても必要となりました。しかしお小遣い制のサラリーマン。使える資金は限られています。

そこで考えたウソ、ではなく生活の知恵は、必殺隠し金。幸か不幸か、入社二年目より会社の組合執行部員という仕事を押し付けられ、後任が見つからないままあれよあれよという間に10年が過ぎていました。そして、忘れ去られた頃に、執行員に支払われた手当が振り込まれた「別口座」をドキドキしながら確認した所、これが予想以上の額に。

サラリーマン釣り師が【釣りのために妻についたウソ】有休釣行は小物釣りがベター?実はシーボーグ500MTも同時購入!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

「頑張ったご褒美」と自分に言い聞かせつつ、しかし妻には本当のことが言い出せず。「2万位」。当然もっとしました。当時の最新モデルであるダイワ・マッドバイパースティング。釣り人なら、到底2万では買えないこと位、わかって頂けますよね。

シマアジ狙いの銭洲をはじめ、ヒラメ釣り、ワラサ釣り、ムラサキイカ釣り等で活躍中です!

「釣りに行く」と言いつつ浮気

初めに言っておきます。ないです。ただ、妻から以前、「釣りにいくフリして浮気なんてやってないよね」って唐突に言われてドキッとしたことはありました。そしてその後、その場合「釣りにいくフリして浮気」の最適な釣り物を、色々なパターンに分けて超真剣に考察したことがありました。

実は筆者、釣り好きであり、小説好きでもあるので、こんなことを面白おかしく妄想することも大好きだったりします。考察の結果については……一応非公開とします。釣り系ウェブメディアを小説に置き換えたら、立ち位置が「エンタメ」ではなく「純文学」にあたるTSURINEWSでは、「浮気ネタ」は完全にマッチングミスですからね。

サラリーマン釣り師が【釣りのために妻についたウソ】有休釣行は小物釣りがベター?東京湾に浮かぶ屋形船(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

沖釣りフリークの旦那さんが、冬に「アナゴ釣りに行ってくる」なんて言い出したら、即探偵雇った方がいいかもしれません。

<尾崎大祐/TSURINEWSライター>