海釣りの万能ルアー『魚子メタル』はエリアトラウトにも流用可能だった

ルアー＆フライ トラウト

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ライトソルトの万能ルアー「魚子メタル」

「魚子メタル」は、ルーディーズ株式会社より発売されているメタルジグ。アジをメインターゲットとして開発されたメタルジグだが、カサゴやソイといった根魚からシーバス、タイ、メッキ、カマス等といった魚も狙うことができる万能ルアーだ。

魚食性の魚であれば思わずアタックしてくる為、釣れないときの最終兵器として、タックルボックスに備えておきたいルアーである。そんな「魚子メタル」をエリアトラウトに流用し、釣果を上げている人も多いようだ。

エリアトラウトへの流用について

今、管理釣り場でライトソルトアングラーが「魚子メタル」を流用し、釣果を上げていることについてルーディーズの金丸社長に伺った。

魚子メタルはエリアトラウトに流用できる？

フックをバーブレスシングルフックに変更すれば、問題なく流用できます。私自身エリアトラウトをやることがないのですが、「魚子メタル」でニジマスやブラウントラウトの釣果報告してくれる方は結構いらっしゃいます。特に、フォールアクションに特化した「魚子メタルひらり」を使われている方が多いようで、エリアトラウトでも有効なルアーなのだと思いますね。

どんなアングラーがエリアトラウトに流用している？

ユーザーの皆様からの報告を見ると、普段アジやメバルを狙っている方が、エリアトラウトに流用しているようです。ライトソルト・エリアトラウトどちらもやる方から、「魚子メタルひらりはどちらのフィールドでも使える為、節約という面でもすごくありがたい」という声もいただいています。

どんなカラーが釣れている印象？

正直ライトソルトの流用なので、特定のカラーの釣果が多いという印象はないです。ただ、「魚子メタルひらり」の中でも、「チャートスポットグロー」というカラーが一番売れています。グロー系のスプーンは、エリアトラウトでも有効だと聞いているので、支持がありそうですね。

初心者向け厳選ルアー

エリアトラウト用のルアーは、スプーン一つとってもカラー展開が本当に多い為、なにを選んだら良いか分からない方も多いはず。今回は、金丸社長に、「これならエリアトラウトにも流用できるルアー」を厳選してもらった。

魚子メタルひらり

前述したとおり、エリアトラウトへの流用で一番釣果報告の多いルアーです。ひらひらとしたアクションが特徴で、巻きでもフォールでも食ってくるみたいですが、よりフォール中に食ってくることが多いようです。エリアトラウトで現在主流になっているエステルラインでも使用できます。ルアーカラーは6色。ウェイトが1g-3gの0.5g刻みで5つのサイズがあります。

魚子メタル

ルーディーズの中でロングセラー商品の一つです。「魚子メタルひらり」同様、エステルラインでも使用できるルアーで、スローに巻くとひらひらとしたアクションを起こします。

ウェイトは0.6g~10ｇありますが、エリアトラウトで使えるサイズは0.6g~3gのあたりでしょうか。ルアーカラーは6色あり、その中でも「アカキンラメ」は、放流のタイミングで有効だと思います。

魚子バイブ

ボトムの探知能力が高いルアーです。スプーンらしいアクションの「魚子メタルひらり」より、小刻みでプルプルとした動きをしてくれます。スプーンでの反応が薄い時に使用するのがおススメです。

ルアーカラーは6色。ウェイトが1g-2.5gの0.5g刻みで4つのサイズがあります。

新製品情報

最後に、ルーディーズが満を持して発売させるライトソルトゲーム用ルアー、「魚子チク」について伺った。

「魚子チク」とは

魚子チクとは、メタルジグとタコ型の極柔ワームが一体となった他社にはないルアーです。メタルジグは、低重心ボディで底取りのしやすさが抜群。

リアについているワームは、耐久性の高いエラストマー製マテリアルを採用しています。ルアーカラーは6色。ウェイトは1g-10g7サイズあります。

名前の由来

「魚子チク」は、日本の伝統漁具をルーツに持つ和製ルアー「インチク」をモチーフに作った為、語尾に「チク」をいれました。インチクは、「丸子鉛」と呼ばれる砲弾のような鉛に、ラバー製の「タコベイト」が付いている特徴的な形をしたルアーで、マダイ、青物、根魚などあらゆる魚を狙える万能ルアーです。それをライトゲームにも使えるよう改良し、発売しました。

魚子チクでライトゲームのボトムを攻略！

高いアピール力を誇るメタルジグと、吸い込み重視の「ワーム＆Ｗアシストフック」でスレている個体や、ボトム攻略が可能です。12月発売なので、是非手に取ってみてください！

＜河野陸／TSURINEWS編集部＞