夜の堤防ルアーロックフィッシュ釣行で35cmアカハタ浮上【南伊豆・妻良港】

夜の堤防ルアーロックフィッシュ釣行で35cmアカハタ浮上【南伊豆・妻良港】

12月2日(土)、静岡県南伊豆の妻良港で、ロックフィッシュのルアーフィッシングを楽しんだ。当日はわずか1時間ほどの釣行ながら35cmの良型アカハタが登場。カサゴも複数尾ゲットし満足行く釣果となった

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 野地文雄)

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妻良港でルアーロックフィッシュ釣行

ここ数日は超強風が続いていて、漁港の船も陸に揚げてある状態。この日は久しぶりに風が弱く、何とか釣りはできそう。夕マヅメ以降の1時間ほどのつもりで、釣行することにした。

到着したのは、辺りが薄暗くなった18時ごろ。いつものライトタックルをセットして、釣り場へと向かった。

堤防から海を覗き込んでみると、潮がかなり澄んできて海底がよく見える。常夜灯でヘチに影ができているので、そこを集中して探ってみることにした。

夜の堤防ルアーロックフィッシュ釣行で35cmアカハタ浮上【南伊豆・妻良港】妻良港略図(提供:週刊つりニュース関東版 野地文雄)

ミニカサゴのみ反応

まずは常夜灯から離れた薄暗い位置からヘチの真下へ沈め、リフト&フォールで探り歩く。ゆっくりとロッドを上下に動かしながら、根掛かりさせないように少しずつ歩いていく。

数メートル移動したあたりで反応があり、ロッドを立てると小ぶりな魚の引き込みがあった。そのまま抜き上げると、10cmほどの小さなカサゴ。

その後もアタリはあるものの、釣れるのは同じようなサイズばかり。まだ時期が早かったのかもしれないと思ったが、念のため常夜灯の下を探ってみることにした。

巻きの誘いで35cmアカハタ

やはりここでも10cm級のカサゴばかりで、すでに10尾ほどになる。これで終わりにしようとも思ったが、それまでのリフト&フォールによる上下の誘いから、横に移動させるリーリングも試してみることにした。

すると、常夜灯の下で押さえ込まれるようなアタリ。そのままロッドを立てると、一気に沖へ向かって走り出した。ドラグを鳴らしながら逃げる魚をいなし、なんとか浮かすことに成功した。

目の前には、常夜灯で照らされたて真っ赤なアカハタが顔を出している。しかもなかなかのサイズなので、3ポンドラインを使ったタックルで抜き上げられるか不安がよぎる。

しかし、ハードコア・アジメバルCNの強さを信じて一気に抜き上げると、ラインブレイクすることなく35cmのアカハタをキャッチ。

夜の堤防ルアーロックフィッシュ釣行で35cmアカハタ浮上【南伊豆・妻良港】良型のアカハタがとても嬉しい(提供:週刊つりニュース関東版 野地文雄)

20cm級カサゴが3連発

その後も何度か大きな引きが続いたが、キャッチできたアカハタはこの1尾だけ。こんなサイズがいるのなら、それなりのタックルで再チャレンジしてみたいものだ。

その後は同じ常夜灯の下だけで、20cm級のカサゴ3尾を追加することができた。1尾目のアカハタをキャッチしたら、周辺の魚たちの捕食スイッチが入ったかのようだった。

わずか1時間ほどだったが、中身の濃い満足のいく釣行であったことは言うまでもない。次回は、ランディング用のネットを持っていこうかと、捕らぬ狸の皮算用を考えてもいる。

夜の堤防ルアーロックフィッシュ釣行で35cmアカハタ浮上【南伊豆・妻良港】良型のカサゴもかすんで見えた(提供:週刊つりニュース関東版 野地文雄)

<週刊つりニュース関東版 野地文雄/TSURINEWS編>

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妻良港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年12月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。