地磯は大型魚をキャッチできる可能性が高い魅力的なフィールドだ。今回はロックフィッシュ狙いで地磯へ入釣する際に必要な準備と装備についてまとめる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
地磯の危険性と魅力
地磯には山を越えたり、崖を下ったりする必要があるポイントが多い。時には海に浸かり、スリットを越える場合もある。場所によっては危険なポイントも多くあり、一歩踏み間違えると、海に落ちることもある。怪我だけでなく、命を落とす危険もあることを十分に理解して釣行しよう。
しかし、歩いていけるため、渡船料が掛からず気軽に行ける最高のポイントであることが地磯の魅力だ。
また、起伏の激しい岩礁帯は根魚が好む地形で、ハタやカサゴなど様々なロックフィッシュが豊富にいる。足場が悪く立ち位置まで出るために苦労する必要があるポイントも多いが、たどり着くことができれば数も型も狙うことができるだろう。
釣りに行く前にするべきこと
釣行する前に必ずしておくことは、入釣ルートを入念に確認しておくことだ。特に山道を歩く時や崖を下る時は、安全対策として必ずしておこう。もし迷ったり、途中で体力に不安を覚えたりしたら、引き返す勇気も必要だ。無理をして山道を歩くと、転倒や滑落により怪我をする可能性も高くなる。絶対に無理をしないで行動するようにしよう。
地磯釣行に必要な装備4選
続いて、地磯釣行に必要な装備を紹介しよう。
1、フローティングベスト
フローティングベストは、海に落ちた時だけでなく、転倒した時のクッションにもなり、怪我を防止できる。必ず着用しよう。近年釣りブームからか、非常に足場の悪いポイントでもフローティングベスト未着用のアングラーを多く見かける。大変危険なので、この機会にフローティングベストの導入をおすすめする。
2、磯靴
磯靴は磯で滑って転倒することを防げるアイテムだ。フローティングベスト同様、磯に立つ時は必ず着用しよう。
3、軍手
ロープで崖を下る時は必須アイテムとなる。滑らないように掌側がラバーになっているタイプがおすすめだ。
4、ストリンガーorスカリ
釣れたロックフィッシュを活かしておくのに必要だ。波が激しいポイントやゴロタではロックフィッシュが根の奥に入ることがある。そのようなことを避けたい時は、スカリを使用しよう。