陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出し

陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出し

ワカサギ釣りが解禁したのは、滋賀県甲賀市を流れる野洲川上流域にある土山漁協管内の青土ダム湖。解禁日の釣果をチェックすると、まだ水温が高く、ワカサギは少なくモロコが多いようだ。それでも様子見を兼ねて解禁日翌日の11月2日に出かけた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

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淡水の釣り ワカサギ釣り

青土ダム湖でワカサギ釣り

午前7時前に到着。誰もいないので少し寂しい。ダム湖畔の雑草はきれいに刈り取られて整備されており、どのポイントも近くまで車が乗り入れられるので荷物の積み下ろしも楽々。近くにはトイレもあって安心だ。

車から出ると山陰なので寒い。足場の良い場所に道具を運ぶ。三脚サオ受けを固定したら、リールがセットされたサオを伸ばし、ウキ2号、小さいコマセカゴ、魚型集魚板、そして秋田キツネ2号6本バリにオモリ2号の仕掛けを付ける。

ここまでできたら前方へ数回軽く投げ込み、オモリが底を少し切るくらいにウキ止めを調整する。そしてコマセカゴに集魚剤を詰め、紅サシをハリに刺して半分にカットする。小さくていつも時間がかかってしまう。

陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出し当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ファーストヒットはモロコ

さぁ1投目、ウキがなじんだらイトフケを取りチョンチョンとサオ先をしゃくってコマセを出す。ウキを注視していると、次々に車が下見に来ては通り過ぎていく。その中の1人が上流側でサオを出した。その後さらに1人増えた。釣り人が増えて少し心強く感じた。

陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出し青土ダム湖の釣り風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ススキの穂の向こう側には、日差しに照らされ紅葉した山が鏡のような湖面に映りビューティフル。美しい景色のなかで打ち返しを続けると、集魚効果が高まり、ウキがピコピコと動いてファーストヒットはモロコのダブル。その後はウキが大きく上下するアタリにモロコのヒットが続いた。

陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出し美しい景色にうっとり(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ワカサギがダブルヒット

ツツツンと小刻みに上下するアタリには待望のワカサギがダブルヒット。湖の妖精と呼ばれる魚体に見ほれてしまう。ウキがスパッと吸い込まれてシラハエがヒットするがリリース。モロコやシラハエの活性が高くワカサギは少ないが、回遊次第でパタパタとヒットする時間帯もあるので集中して投入を続けた。

午前10時を過ぎると監視員の見回りがあった。水温を測ると16.5度。「水温が高くて難しいけど頑張って」と声を掛けられた。少し風が吹きだし湖面が波立ち始めるなか、モロコやシラハエのアタリも遠のき、正午前にサオを納めた。

陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出しシラハエはリリース(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

最終釣果

キープしたのはワカサギ6~9cm20匹とモロコ8~10cm46匹。水温低下に期待しながら、ワカサギの天ぷらとモロコの唐揚げでおなかいっぱい!

青土ダム湖での遊漁料金は日券1200円、年券8000円(釣り期間3月31日まで)。問い合わせは土山漁協まで。

陸っぱりワカサギ釣りで本命20匹【滋賀・青土ダム】好ゲストにモロコ顔出し釣果のワカサギ&モロコ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
青土ダム湖
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年11月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。