筆者は、釣りのターゲットの中でもカンパチが一番好きだ。あのボトムへ突っ込むトルクフルな引き&障害物際で食わせた時のスリリングなゲームがたまらない。何より流線型のフォルムがカッコイイ!食べてもこの上なく美味。釣友より、暫く行けてなかったホームでのカンパチの釣果情報が入り、釣行を試みた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・山口悟)
突然の時合突入
1時間以上沈黙の時間が続く。もうすぐ8時。依然、早い動きで誘い、フォールで食わせるタクティクスを続行中。ボトムタッチ後、15mほど誘い上げてフォール。
フォール中にちょっとした違和感が出始める。フォール中、ジグにじゃれついてきてる様だ。さらに5mほど誘い上げ、一瞬テンションを抜く。ソリッドロッドが、バットから絞り込まれる。待望のセカンドバイト!釣れた魚はファーストフィッシュと同サイズだ。思った通りのヒットに、してやったり。
痛恨のラインブレイク
今日は、このポイントでやりきる事を宣言。ふとメインラインに目をやると、毛羽立ちが気になる箇所が見つかった。が、立て続けにバイトがある。本日一番の力強い引きに、PEラインの毛羽立ちが頭にふとよぎる。
「バツっ!」痛恨のラインブレイク。魚に弱腰ファイトを見透かされた感じだ。
カンパチ連釣
スピンジャーカーに持ち変え、気を取り直して再トライ。沈黙が噓の様に、一気にバイトのラッシュ。4匹釣ったところで、沈黙。もう十分と、気持ちよく早上がりとした。
残すは、もう一つの楽しみ。夕食時、刺身をクラフトビールで堪能した。
今後の展望
去年の7月~10月の間は、沼津湾奥でも稀にみるカンパチラッシュが続いていた。今年も同じように期待をしていたが……。
当日、マダイを狙った僚船の釣果は本命こそ上がらなかったが、ワラサやオオモンハタなどルアーターゲットとしてもお馴染みの魚が揃っていた。今夏の猛暑による高水温も落ち着いた。水温低下に伴いカンパチにも期待だが、バラエティーに富んだターゲットが増えてきそうで今後に期待だ。
<山口悟/TSURINEWSライター>