11月2日、愛知県・南知多町の豊浜釣り桟橋に釣行した。サビキではアイゴの大群に苦戦したが、ボイルが起きたり、釣友に泳がせでアカヤガラがヒットしたりするなど、釣り場の魚たちの活性は高かったので様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)
豊浜釣り桟橋でサビキ釣り
釣り仲間と午前4時に合流、サビキの準備をしながら状況を確認する。前日の夕方から深夜にかけてアジの釣果。まとまった釣果はなく、まばらに釣れるそうだ。
明るくなる午前5時30分まではアタリなし。5時30分を過ぎたころ水面が慌ただしくなる。海鵜が必要以上に集まり、桟橋周辺でボイルが多発。おそらくワラサやショゴ(カンパチの幼魚)だろう。追われているベイトはトウゴロウイワシかボラの稚魚だと予想。
アイゴに苦戦
その後もサビキを続けるが、ヒットしたのはアイゴだけ。完全に明るくなったころ、水面を見るとアイゴの大群。コマセをまくとすごい数のアイゴの群れだ。アイゴは背ビレに毒があるので、釣れたらフィッシュグリップを使おう。
泳がせは期待が持てそう
さらに水面に細長いシルエットの魚が群れで泳いでいる。仲間に聞くとアカヤガラだそうだ。アカヤガラもフィッシュイーターのため小魚を捕食する。泳がせのアジにヒットしたそうだ。
サビキの釣果は安定しないが、朝マヅメの泳がせは期待できそうだ。早朝に泳がせ用の魚が釣れないことがあるので、深夜に釣れた魚を生かしておくことをお勧めする。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔/TSURINEWS編>
豊浜釣り桟橋(豊浜海釣り公園)