ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】

季節は秋になり、さまざまな魚種の活性が上がるシーズンとなった。今回、カマス&サワラキャスティングメインでの釣行を実施。残念ながらカマスサワラの釣果は上がらなかったが、朝マズメにヒラマサ、ボートエギングでアオリイカが22杯(2人)という釣果を得たため紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・石橋健一

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石橋健一

石橋健一 Littlejackフィールドテスター、SeaBondsフィールドテスターとしてショア、オフショア問わず、四季折々の魚をルアーで追いかけている。

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ソルトルアー オフショア

朝マズメはヒラマサキャスティング

朝マズメはヒラマサ狙い。6時30分頃に出港し10分程でポイントに到着。ポイントに到着すると「今日の潮目はいい感じですね」と船長が一言。時々ダツが追われており、雰囲気は抜群といったところで釣行開始。

とりあえず肩慣らしからと思い、2投目ぐらいでボコッとバイト。ヒットには至らなかったが早すぎる展開に驚きと興奮が織り混じる。しかしその後もバイトが何回かあるもなかなか乗らない。

ルアーのカラーやサイズを変えるも反応が悪いため、最初バイトがあったルアーに戻す。ベイトはダツであったため通常よりもやや早めのアクションに切り替えた。

無事ヒラマサをキャッチ

すると着水後4回程ジャークを繰り返すとモヤッととした波紋の後、一回ミスバイト。その後高速リトリーブ後ワンジャークを入れるとドカンとバイトしヒット。型は小型ながら上がってきたのはヒラマサだ。

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】ヒラマサをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・石橋健一)

試行錯誤を繰り返してキャッチに繋がると最高に報われる時間だ。

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】ゲーム性もヒラマサキャスティングの魅力(提供:TSURINEWSライター・石橋健一)

その後はキャッチが続かず、カマスサワラキャスティングへとシフトチェンジする。

陽が昇りワフーキャスティング

陽が昇り、今回のメインターゲットであるカマスサワラキャスティングへとシフトチェンジする。おそらくカマスサワラという魚種自体あまり知られていないと思うので、少し補足説明しよう。

カマスサワラは別名ワフー(英語)とも言われており、外洋に面した比較的暖かい海域に生息する。あまりこの魚種を狙うアングラーや遊漁船は少ないが、鹿児島県の方では専門的に狙う遊漁船もおり、大型になると10㎏を有に越す。

ボートキャスティング&エギング釣行でヒラマサ&アオリイカ【長崎・ゑびす丸】大型のカマスサワラ(提供:TSURINEWSライター・石橋健一)

ヒットするもラインブレイク

釣行内容に話を戻すが、カマスサワラキャスティングは朝マズメより陽が昇った方が実績が高い。早速沖ではキハダのボイルに混じり、カマスサワラのボイルもあり期待値が高そうであった。

しかし、魚はいるがなかなかヒットしない。ポッパーやダイビングペンシルを投げるも足元で見切られ、なかなかヒットに持ち込めなかった。

そこで現在開発中のプロトヘビーウェイトミノーを投げたところ、足元でヒット。魚影が大きく、良型が望めそうであったが、運悪く横に走られた際に口元にリーダーが当たりブレイク。

しかし、渋い状況下においてヒットに持ち込めたことは、ルアーテストをする上で良い収穫になった。

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