10月13日(金)、埼玉県戸田市の荒川温排水へと仲間とハクレンを狙っての釣行。『想定外な厳しさ』に打ちのめされつつも粘り、結果的に2尾のハクレンが遊んでくれた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:なおぱぱ)
本命ハクレンがヒット
そして数分後にゆらゆらからの豪快なアタリが発生。私に本命が掛かったがラインブレイクしてしまう。自身のミスに苦笑しつつ次こそは絶対に獲ると集中する。
困惑しつつも仕掛けを作り直して2投目でアタリ…気持ちよくアワセが決まる。
97cm10kgのハクレン登場
掛けた瞬間ニヤリと笑みがこぼれつつ、今回は決めなければと勝負に挑んだ。吉井君もお初のサカナを確認するとデカい!と興味津々である。のべ竿ではなくリール竿なので余裕はあるが気は抜けない!なかなかに抵抗するハクレンはメーター近いサイズである。
吉井君にタモ入れしてもらうが陸あげすると彼はとても驚いていた。まずはレングス計測で97cmとおしくも泣きメーターサイズである。そして叉長は89cmとまあ同地でのレギュラーサイズよりも大きくイイ感じである。そして重量は10kgと意外と軽い印象であるが、仲間に重量感を確認してもらうため持たせると重いと感じ、大都会の淡水大物釣りだと納得したようだ。
92cmハクレンを追加
その後1時間30分以上厳しい時間が継続していき時刻は午後13時をすぎた。常連たちも状況的に難しく、帰宅していく中でも私は諦めずにエサをひたすらに打ち込んでいく。仲間も本命らしきアタリを惜しくも逃すもボラを釣り14時で納竿したが、そのころからサカナも寄りだして再度チャンスタイム突入だ。
14時10分には尺ベラが掛かり、すぐさまボラ連発…だが数分後にウキが沈んでいき向こうアワセでサカナが掛かった。最初はボラかと思ったくらいだが、トルクのある動きで本命が姿を現した。丁寧に7分間やりとりして御用。92cmとコレもまたそれなりのサイズ感であった。
本命を確実に釣るための対応3選
常連組の周囲はサカナが群れていたが、結果的に本命が出ていない。本命2尾をなんとか釣れたことに満足して納竿することにした。また時間をみつけて釣行したい。
1、マッシュポテト2袋使い切り
なるべく常時足元にサカナを寄せるためとにかく手返し良く打ち返していき2袋使い切った。おかげで少ないチャンスをモノにして本命を手にすることができた。
2、吸込み仕掛けが釣りやすい
らせんにマッシュ、発泡材を上下針に付ける。2本針のうち1本はマッシュで隠して吸込み狙いといった釣り方でフックONを狙う作戦が成功となった。
3、リール竿で安心感のやりとり
ハクレン釣りではこれまで私はのべ竿オンリーで引きとスリルを楽しんでいたが、リール竿だとより安心して大物と対峙することが出来る。今回それでもラインブレイクさせられたこともあり確実に大物を釣るには安心感も大事である。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
荒川温排水