小潮の潮回りに釣友とルアー五目の夜釣りに出かけました。小潮の満潮付近で魚の活性が低いと思いきや陽が沈むと辺り一面無数のベイトでざわざわな状況に!しかしそんな状況でもなかなか釣り鉤にかからない魚たちを相手にルアーセレクトをしながら何とか4種目を達成。今回はそんな釣行の様子をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
フィッシュイーターは底にいた
底を引いてきてヒットした魚は今日一の引き。上がってきたのは今日釣れたクロホシイシモチの最大サイズでした(推定15cm)。
この魚を機に「大型は底にいる。」と考えその後も底を引いてくると無数のクロホシイシモチのバイトの中に明確に食い込む当たりがあるのでそれを待ちました。
すると「ガツン!」と大きな当たり。「これは根魚だ!」と確信する引き。ロッドを立ててもぐいぐい引き込む楽しい魚です。引きを楽しみながら釣り上げライトを照らすとカサゴでした。サイズは24cm。やっと今日の釣果と言える魚をキャッチしました。
その後は同様な釣り方でランガンをするとクロイシモチとトカゲゴチ2匹を追加することができました。
クロホシイシモチの猛攻に苦しめられていた釣友もトカゲゴチを追加しました。
アタリがなくなり釣り終了
潮止まりとともに水面のざわつきが落ち着き魚からのコンタクトがなくなりました。それを機にこの日の釣りを終了としました。さて釣りを終えて改めて考えてみました。ざわざわしていた時の海の中はどんな様子だったのでしょう?
魚からのコンタクトと釣れた魚の結果から表層にはベイト、そしてそれにじゃれつく小型のクロホシイシモチが表層から底付近まで大量にいて、最下層には大型のクロホシイシモチやカサゴ、クロイシモチ、トカゲゴチがいたと想像できます。
穏やかな海、荒々しい海、海はさまざまな顔を持っていて本当に楽しいですよね。今回は決して大漁とは言えない釣行でしたが戦略を考えながら結果につなげたことで楽しい1日となりました。また楽しい釣行があったら報告します。
<アングラー「K」/TSURINEWSライター>