秋が深まると東京湾では、冬の産卵シーズンを控えたシーバスの荒食いや、サワラゲームなどビッグバイトが楽しめる。そんなアドレナリン放出必須の釣りも東京湾奥エリアの人気船宿林遊船でなら初心者でも楽しむことができるだろう。そんな林遊船の林船長に「秋~冬にかけてのおススメ釣り物」について話を伺った。
(アイキャッチ画像提供:林遊船)
林遊船での釣り
まずは、林遊船での秋~冬にかけてのおススメ釣り物について話を聞いた。
秋口でおススメの釣り物は?
秋は、やはりビックベイトでの「シーバス」は外せません。食い気も荒いので、迫力のあるバイトが楽しめます。最近では、湾内に大型のサワラが入ってきているので、キャスティングで狙うのもおもしろいですね。その他の魚としては、イナダが挙げられます。10月以降さらに出世し、ワラササイズも混じってくると思います。
厳冬期でおススメの釣り物は?
真冬になると、ワームを使用した大型のメバルや、餌釣りのマコガレイがアツくなってきますね。
初心者大歓迎
近年の情勢から、釣りをしたことのない初心者も多く乗船するはず。ビギナーに対してのフォローについても伺った。
初心者に対してなにか心掛けていることはある?
船釣りにおいて、色々と横文字を多用したテクニックがあるかと思いますが、初心者の目線に沿って、わかりやすい言葉でレクチャーすることを心掛けています。また、流すポイントもわかりやすく、投げやすいポイント選びを重要視していますね。個
人店やガイド船などは狙った小さなポイントにルアーを入れる「穴打ち」をやっている所もありますが、林遊船では「広くて、投げやすいところ」をポイントとして選定するようにしています。ですので、ビギナーの方も釣りやすい環境になっていると思います。
乗船前のレクチャー
各船長によって対応が異なりますが、基本的には簡易的に事前レクチャーはします。しかし、事前レクチャー後、ポイントにつくまで1時間程度かかります。ポイントにつくまでにレクチャーしたすべてのことを覚えるのはほぼ不可能です。その為、現場でのレクチャーを重視しています。
船宿の特徴
船宿の周辺環境や、船の特徴についても伺った。
船の特徴
釣り船は全部で6隻稼働しており、大型の船には基本トイレやポッドは完備しております。
エサ釣りの乗合船や、大人数の仕立て船にも対応しております。小型の船はアクティブな釣りに対応でき、シーバスをはじめとしたルアーフィッシングに向いています。仲間内の少人数釣行は、こちらがおススメです。
駐車場
お店に隣接されている駐車場(30台程度)を無料で利用いただけます。ハイシーズンなどは大変混み合いますので、複数人で来店される際は、できる限り相乗りにてお願いしたいです。
電車釣行も可能
林遊船では、電車で起こしのお客様に対し、最寄り駅である「原木中山駅」から無料送迎サービスを実施しておりますので、予約時にお申し付けください。
林遊船で楽しい釣りを!
林遊船は、船宿激戦区でもある東京湾奥エリアで創業70年を誇る老舗。全国にファンも多く、屈指の人気船宿です。初心者~ベテランと幅広い層から長く支持を受けている理由は、来客者のレベルに合わせたホスピタリティの高さだと取材を通して感じた。林遊船でなら、どんな人でも気軽に沖釣りが楽しめるので、秋の行楽シーズンには乗船予約をしてみよう。
<河野陸/TSURINEWS編集部>
林遊船
都心からのアクセス抜群の江戸川放水路にある人気船宿です。名物である夏の手こぎボートによるハゼ釣りから、シーバスや青物を狙うルアー、初心者に人気のLTアジまで幅広く受け付けています。