アオリイカは主に春のモンスターサイズの釣りと、秋の新子狙いがメジャー。ここ富山湾や日本海の直江津沖などは9月から新子が狙えるシーズンとなっています。今回訪れた富山湾では、船からのエギングとティップランの2本立て。9月初めに調査もかねて、行ってきました。
水面下のイカ狙い
この釣りは浮いてきたイカや底から追っかけてきたであろう、イカを見て釣る「サイトフィッシング」的な感じです。エギにアオリイカがアタックする様子を、その場で見ることが出来ます。ドキドキ感がたまりません。あえてエギを重くしてフォールを早くし、逃げる小魚を演出したり。ダートなどもイレギュラーに入れ、弱った魚を演出したりとアオリイカがエギに抱き付くようにアクションを工夫します。ただ、活性が高いと、ゆっくりと落としているだけでも釣れます。
船中5人で80杯とまずまず
終わってみればZさんと自分で28杯。二人ともツ抜け達成です。ほかの方も10杯は軽く釣られていた様子で、午前よりは活性が上がったのか、良い釣果に恵まれました。
アオリイカは船中で刺身に
まだ釣って、何時間もたってないアオリイカを、贅沢に船でさばいてお刺身にしてくれました。これが最高に美味!!!イカの刺身は歯ごたえに加え少し甘みがあり、合わせる醤油も甘め。こうなると、ご飯やお酒が欲しくなります。Zさんは足をパクリッ…「美味しい!吸盤がまだ吸い付く…笑」との事です。
イカの刺身を一気に口に運び、かむ度に旨みが口の中に広がり、それをビールで流す…。船の上でのイカの刺身は最高の贅沢でした。常連さんに感謝です。
車の運転手は、飲酒運転になってしまうためお酒は飲めませんが…イカは船で食べて、お酒は家でゆっくり、アオリイカの刺身、カルパッチョ、イカ明太風パスタ、イカ焼きソバなどの料理と一緒に楽しむのも良いですね。我慢した分、お酒の美味しさが増すと思います(笑)。
注意点
船で調理して食べる際、船長さんに一声かけてから、調理を行うと良いと思います。アニサキス等がいる可能性もあるので注意して料理し、食べる際は自己責任でお願いします。
<荒木清/TSURINEWSライター>