アジを目当てにサビキ釣りをしたものの、サバばかり釣れて困った経験はありませんか?たくさん釣れてしまったサバの保存方法と美味しい塩サバの作り方をご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
塩サバにしてみる
サバを保存する際、どうせなら塩味を付けて市販の塩サバのようにしてしまうのも一つの手です。
冷凍方法とほぼ同じような手順で作ることが出来ます。
この際、身に塩を振りますが、見えなくなるほどたっぷりと塩を振ることで、余分な水分がさらに抜けて旨味が凝縮し、適度な塩味を移すことが出来ます。
塩味が濃い方が良い場合は1~2時間程度、薄めがいい場合は30分くらいそのまま放置するのがいいでしょう。
何回かチャレンジすれば希望の塩分で作れるようになりますよ。
この状態で冷凍してもいいですし、より美味しさを求める場合は天日で干物にするもの◎。
干物にしても冷凍する場合の保存期間はほとんど変わりません。干物にした方が身がふっくらとするので、お好みの仕上がり具合で選ぶといいでしょう。
たくさん釣れたら
たくさん釣れてしまうとなぜか困っていたサバ。
適切な保存方法を知ることで、やむなく処分していた分もこれからは美味しく保存できるようになりますね。
これから秋になるにつれ、良型のサバもサビキで釣れるようになるので、ぜひこの方法で保存してみて下さい。
<近藤 俊/サカナ研究所>