8月10日(木)、人気の夜マルイカを狙って茨城那珂湊のかもめ丸を訪れた。当日は船中マルイカ12~48尾と好調で、乗船者全員が土産をゲットできた釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村 隆)
船中でヒット連発
左舷ミヨシに並ぶ釣り仲間は、専用タックルに3本のイカメタルで和気あいあいと釣趣を満喫。
2番に座る杉尾さんは、力強い引き込みを存分に楽しみながら巻き上げ、45cmほどのアカイカ級を取り込むと、「これでますますハマりますよ」と至福の笑顔。
隣の志村さんもナイスサイズを取り込み、「マルイカは柔らかくて甘味があり、糸造りは絶品。酒の肴には持ってこいですよ」とぞっこんの様子。2人ともグリーン、赤帽のイカメタルに乗りが集中していた。
イカメタルにも良型
右舷ミヨシ2番で竿を振る佐藤さんもイカメタル派。グットサイズを取り込み、「渓流釣りもやりますが、川でも海でも生エサは使わず、ジグやタイラバなど疑似餌を使い、テクニックを駆使して誘って掛ける釣り物が大好きです」とコメント。
後半を迎え、少し乗りが遠くなったところで、仕掛けを直ブラに交換。浅ダナで竿先を5、6回小刻みに振り、ピタッと静止したところで訪れるアタリをとらえて掛ける釣法にすると、おもしろいように乗ってきた。
最終釣果
23時30分、若船長から「雨を降らせる黒雲が近づいてきたので、これで上がりましょう」とのアナウンスで沖上がり。船中の釣果は20~45cmマルイカ12~48尾、ムギ・スルメイカ3~15尾。皆が土産を確保し、満足のゆく釣行となった。
大船長に見通しを聞くと、「マルイカは食味絶品で人気が高いので、釣れる期間はこれを主体で攻めていく。9月初旬までは釣れる見通しだが、なるべく早めの釣行が望ましいよ」とのこと。
夜マルイカ釣りはおもしろい。機会を見つけて、ぜひ楽しんでいただきたい。
<週刊つりニュース関東版APC・大村 隆/TSURINEWS編>