サーフでの投げ釣りで17.5cm頭にシロギス136匹キャッチ【三重・阿漕浦海岸】

サーフでの投げ釣りで17.5cm頭にシロギス136匹キャッチ【三重・阿漕浦海岸】

サーフからのキス釣りは順調で、三重県では6月半ば過ぎから数も型も良くなってきた。7月8日はメーカーの大会が延期となったため、三重県津市の阿漕浦海岸へ釣行した。当日の潮は中潮、満潮は午前9時3分、干潮は午後3時37分だ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

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海釣り 投釣り

阿漕浦海岸で投げキス釣り

阿漕浦は、駐車スペースが狭くなったこともあり早めに行かないと車を止められない。午前4時30分ごろ到着すると、すでに9台の車が止まっていた。そして5時ごろ友人が到着。あいさつをして砂浜へ向かう。

サーフでの投げ釣りで17.5cm頭にシロギス136匹キャッチ【三重・阿漕浦海岸】 投げキスの仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

南側は海水浴場なので、北側へ少し歩いて空いている場所に釣り座を構えた。伊勢湾ではこの時期、どこでもキスのポイントは近いので、ビギナーでも容易に釣れる。

第1投は4色半(1色は25m)に投入する。他の人が釣っている場所を確認しながら探りを繰り返すと、4色のイトに入ったところでアタリが伝わってきた。キスが掛かったことを確認して連掛けを狙うとアタリは続き、魚影は濃そうだ。そのまま探り、1色半ほど残して回収すると、キス6匹と小ダイが3匹掛かってきた。今年は小ダイが多い。

アタリ頻繁で8連掛けも

2投目も同じ距離に投入。探り始めると、すぐにアタリが出た。やはりキスの数は多い。仕掛けが絡まないように探る速さを少し上げてもアタリは連発する。3色に入ると少し遠のき、2色に入った所で再びアタリ。出なくなったところで回収すると、キスが8匹掛かっていた。型は前回より良さそうだ。

3投目、4投目も頻繁にアタリが出て5~8連で掛かってくる。少し沖を狙って5色半に投入したが、アタリはあまり出ないようだ。前回は5色前後にアマモが生えていたが、大分切れたようで波打ち際にたくさん打ち上げられていた。

サーフでの投げ釣りで17.5cm頭にシロギス136匹キャッチ【三重・阿漕浦海岸】 阿漕浦海岸の様子(提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

潮が満ちてくると、キスのポイントは近付いたようで2色前後でよくアタる。相変わらず素バリはなく、キスが釣れ続く。小ダイやメゴチが多いのでパーフェクトは難しいが、探る速さを調整すると8~10連くらいで掛かることが多くなった。

17.5cm頭に136匹

午前9時を過ぎると潮止まりに入ったが、キスの活性は非常に高く変わらずアタる。潮が下げ始めるとキャストするスペースが確保しやすくなり、左右に振り分けると掛かりが良くなった。

しばらくすると東からの風が吹き始めた。この風が吹くと海面がざわついてキスのサイズアップが期待できるが、今回はほとんど同じで、20cmオーバーは出なかった。

サーフでの投げ釣りで17.5cm頭にシロギス136匹キャッチ【三重・阿漕浦海岸】キス8点掛けに笑顔(提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

午前10時半ごろには日差しが強くなり体力的にきつくなったので、11時半に納竿した。釣果は17.5cmを頭に136匹(総重量2374g)。まずまずの釣果を得ることができた。魚影は非常に濃く、群れも大きいので、ハリ数を増やして連掛けを楽しめるだろう。

釣行した感じでは、アマモが切れて釣りやすくなった。アオサは仕掛けに絡んでこないので問題ないが、砂浜にたくさん打ち上げられており、キャストするスペースを確保するのが手間だった。

熱中症対策は万全に。ゴミは必ず持ち帰ろう。

<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
阿漕浦海岸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年8月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。