本格的に暑さが増してくる7月。釣具店で見つけた手頃なタックルを新しく購入した。早速使ってみたいと思ったため、奥多摩の御岳渓谷でヤマメ狙いのルアーフィッシングを楽しんだ。今回はその釣行の模様をお伝えしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
18cmのヤマメをキャッチ
川を観察しながら歩いていると、浅瀬に小魚のライズを発見。ダメ元で川へ降りて見る事に。LOEKのスプーン2.7gGRをチョイスし静かにアプローチを心掛けるが、足は流れに浸って心地良さが優ってしまう。
釣りに無欲になりかけた5投目。飛びついたのは18cmのヤマメ。夕まずめまで粘るつもりだったが、リリースをして、暑さも和らぐ中、竿をたたんだ。正味2時間程の釣りであったが満足である。
幸先の良い竿にもなったと自負したが、買い物先からフィールドへと年券は気まぐれな釣行には有り難いものとなった。短時間で山女魚にも出会え満足な釣りであった。
奥多摩川は12月まで釣り可能
奥多摩方面の釣行で時間が取れれば、帰路立ち寄って見る場所の一つで、ルアーで何度も訪れている。春先は川も静かでニジマス、ヤマメ、ウグイもくる。今は鮎釣りも可能だが、今回はハミ跡は少なく手強いと思われる。出会った鮎師は数分で立ち去ってしまった。
奥多摩川は12月迄本流の一部でニジマスを釣ることができるので、長く楽しめる川である。天候にもよるがラフティングは通過後30分程場所休めをすれば、ルアー釣りは出来ると思う。餌、毛鉤は中々私には歯が立たない現状ではあるが、腕自慢の釣人は是非挑戦していただきたい。
アクセス
車利用:青梅街道・吉野街道を奥多摩方面へ。青梅市街から川沿いに上流へと釣場が続く。駐車場は少ないので休日は要注意。
電車利用:JR青梅線 軍畑・沢井・御岳駅下車。徒歩にて御岳渓谷遊歩道利用。
釣り歩くには電車がおすすめ。入漁券をお忘れなく。
<中山祐司/TSURINEWSライター>
御岳渓谷