盛夏の季節になり、天気予報は連日猛暑日。確かに真昼間は日差しがきつく、本当に危ないかもしれません。海水温は気温より低いので、海風は涼しさを感じさせますが、日差しを遮るものがありません。夏の海釣りは、真っ向勝負を避ける工夫がいりますね。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)
2日目:初物のハマチジギング
明石海峡でハマチの群れを見かけるようになったと聞いていたので、播磨灘も待望の青物釣りが到来したと見込んで、マダコ釣りの翌日に、明石沖へひとりでボートを早朝に走らせました。
6時40分海峡の潮流が上げ潮に転じ明石沖は、1ノットの流れ。それにボートを乗せ、20-30mのカケアガリで、まずは青物狙いのキャスティングです。フローティングミノー99mm14gという小さいルアーを投げては引いてきます。
喰うと表層でしぶきが上がり、おでこを見せる迫力ですが、なかなか喰ってくれません。ボイルが見えるはずですが、これも1回見た程度。ベイトが表層でなく底層にいるのかもしれません。1時間キャスティングをしましたがあきらめて、底層狙いのジギングに変更です。
同じ潮筋でのカケアガリでジギング。3回流してコツンとアタリ。突っついた!いた!次は、尾っぽではたいたようなパンとしたアタリ。見てろっ!群れがいるならば喰わせるとばかりに、ジャークを大きくフォールを長くに誘いを変えると、見事にバイト!パワフルにドラグを鳴らします。
玉網に入ったのは、50cmオーバーのおデブなハマチ。おはようハマチ君、君の負けだ!
続いて、同じ潮筋で、着底後一巻き目のフォールで喰い、緩い動きのフォールがはまったようです。ベイトは、カタクチイワシでしょうから、シルエットの小さいジグが当たりのようです。
速いピッチよりフォールで誘うのがパターンで、目の前をフーワッフーワッと泳がせると3匹目の55cmのおデブをキャッチ。9月にはメジロになるような群れで、久しぶりの青物の引きです。
太陽が高くなる前に納竿
この3匹目を釣ったところで、9時。太陽がギラギラし始め、帰港まで1時間の航程があり、酷暑対策の沖上がりをします。まだまだ釣れ続くでしょうが、おデブが3匹いれば堪能できますので、ここは涼しいうちに終了です。
明石沖に青物、最初の釣行で感触がつかめました。次は、若魚のツバスが来ますし、9月にはメジロサイズが闊歩します。これから初冬迄のイエローテイルゲームがスタートです。
<丸山明/TSURINEWSライター>