滋賀県長浜市の塩津大川へ、小アユ釣りに行ってきた。当日は日が昇ると小アユは入れ食い状態となり、初挑戦の釣友も見事に3ケタ釣りを達成した釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
塩津大川で小アユ釣り
前回の釣行で都築さんにお世話になったので、6月下旬は私の得意とする小アユ釣りにお誘いした。場所はいつも行く滋賀県長浜市の塩津大川。小アユ釣り初心者の都築さんだが、なんとしても釣らせてあげたい。小アユ釣りが好きになるかどうか、責任重大だ。
都築さんと合流して現地を目指す。予報では曇りで夕方からは雨。帰宅時間も考えて昼すぎまでの短期決戦だ。いつものポイントに到着。目的の場所には先行者がいたため、流れの緩やかなポイントに陣取った。
小アユ入れ食い
レクチャーしながら釣り始めるが、全然釣れない。他の釣り人たちも釣れていないようなので、都築さんを置いてポイント移動。何投かで小アユが釣れだしたため、先釣者にあいさつをして都築さんを呼んだ。すると、今まで全く釣れていなかったのに、10分ほどで初の小アユを手にした。都築さんに少し笑みが見えたのでひと安心した。
釣れることが分かったのでサオを2本出す。仕掛けが絡むリスクはあるが、土産を確保したい。
日が昇り、曇り空だが暑くなってきた。そうなると小アユも活発になり、水面に浮くウキが小刻みに動く。入れ食い状態になったので、ポイントを都築さんに譲った。
初挑戦の釣友も3ケタ釣り
まだまだ釣れるだろうが、エサがなくなったところで納竿とした。気温はぐんぐん上がっていたが、小まめに水分や塩分を取ったおかげで熱中症にならなかった。
しかし、帰りの休憩で入ったサービスエリアでお互いを見てびっくり。顔が真っ赤だ。油断したと顔を見合わせて後悔した。帰宅した都築さんから話を聞くと、小アユは150匹も釣れたらしい。釣って楽しく、食べておいしい小アユ釣りに出か掛けてみては。
<週刊つりニュース中部版APC・千田哲也/TSURINEWS編>
塩津大川