シビアで釣果を上げにくい夏のバス釣り。そんな時には「ヘビダン」を使用することで、厳しい状況を打破できます。しかし、「なぜヘビダンが効果的なの？」「使い方は？」と気になっている方もいるでしょう。今回の記事では、夏のバス釣りにおすすめのヘビダンについて解説します。夏に釣果を上げたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・あつ）
夏バスにはヘビダンが効果的
夏バスにはヘビダンが効果的です。その理由について以下にまとめてみましたので、ヘビダンについて知識を深めたい方はチェックしておきましょう。
渋い夏バスもヘビダンを使えば釣れる（提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）1. 底が狙える
ヘビダンは比較的重いウエイトのシンカー（5〜15g）を使用します。そのため、底まで沈めやすく、底付近を狙いやすいです。
特に夏は水温が上昇するので、バスは涼しさを求めて水深の深い場所に潜んでいます。そんな時にヘビダンで底付近を的確にトレースすると、バイトに繋がりやすいです。
2. ゆっくり誘える
ヘビダンが夏におすすめな理由は、ゆっくりと誘える点です。シンカーの重量が重いため、移動距離が抑えられます。
このゆっくりとした動きで、バスの食欲を刺激して効果的にバイトを誘発するのです。夏の暑さでバテてしまったバスでも、思わず口を使いたくなります。
3. 動きが自然でバスが食べやすい
ヘビダンはシンカーよりも上にワームがあるので、オモリの抵抗を受けにくいリグです。動きが自然であり、バスに警戒心を与えにくいのが特徴。そのため、アクションをした後に自然なフリー状態になり、バスの捕食本能に訴えかけられます。
夏バスのヘビダンタックルについて
夏バスのヘビダンタックルについて以下にまとめました。実際にヘビダンを使用する方は、以下の内容を参考に、タックルを準備しておきましょう。
ヘビダンはベイトロッドが使いやすい（提供：TSURINEWSライター・あつ）ロッド
ヘビダンを使う際にはロッドが大切です。仕掛けを効果的に扱うために、適切なロッド選びが必要になります。
繊細なアクションを引き出すためには、ミディアムライト、ライトアクションのロッドがおすすめです。程よい硬さがあり、繊細な動きが演出しやすくなっています。
また、ロッドの長さも考慮すべき要素です。一般的には、6〜7ftのロッドがヘビダンに適しています。あまり長すぎるとアクションをしにくいので、注意しましょう。
リール
ヘビダンではベイトリールを使うようにしましょう。重たいウエイトを扱うため、パワーのあるベイトリールが最適です。
また、ハイギアのモデルを選ぶと、回収スピードが上がり手返しが良くなります。夏場のナイーブのバスに素早くアプローチするため、ギア比も意識してみてください。
ワーム
ヘビダンのワームは、ストレートワームやクローワームが効果的です。ストレートワームは魚を捕食している時や、活性が低い状況下で効果を発揮します。
そしてクローワームは、ザリガニやエビを捕食している時に効果的です。それぞれの状況で使い分け、夏のバスを攻略してみましょう。
