7月6日(木)、前回の釣行で結果を出すことができた荒川中流域へと釣行。イメージ的に坊主覚悟のでれば大物な同地でチャレンジ。あきらめずにエサを流し続けた結果、ラストに掛かったサカナがソウギョと見事に手中に納めることができた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
荒川でソウギョ釣り
同河川は埼玉県から東京都を流れていき東京湾にそそぐ流路173kmもある大河川である。平均川幅1500m、日本一川幅の広い箇所(2500m)、河川敷に残る豊かな自然など多くの特徴をもつ。
釣りとしても上流域では渓流釣りやアユ釣りが盛んで、中流下流域では大物淡水魚も生息しており様々な釣りが楽しめる。今回も筆者が以前から気にしなっていた中流域に狙いを絞りソウギョチャレンジする事になった。
ソウギョとは
中国四大家魚のひとつでハクレン・アオウオ・コクレンの仲間であり、日本ではかつて食用として大陸から持ち込まれた魚だ。日本で大きくなると大きさは1.2mクラス前後、重さは20kgクラスとなりハクレン同様に大物感。
そしてハクレンなどにマッチした環境が利根川・霞ヶ浦水系のようでこちらのエリアでは多く生息が確認されている。そのため利根川水系につながる荒川水系では、ハクレンほどの個体数は居ないがソウギョが狙えるのである。
タックル
今回も竿はプロマリンブルーレイ3号にダイワレブロス5000番を使い、ミチイトはサンラインクインスタ―4号を直結で玉ウキを通してがまかつ鯉鈎16号針を結び、エサはパン(セブンイレブン)を使用する。前回獲ることができた安定のタックルなので安心して戦うことができる。
午前中は前回と同じポイントへ
午前6時過ぎに現地到着すると今回もイイ感じにローライトな天気である。多少濁りが入っているようなので私の釣り方としては難儀で厳しい戦いになりそうだ。激濁りではなく流れもあるのでそのうち時間が解決するだろうと前向きにのんびりと準備することに。
まずはパン撒きから
まず寄せからがこの釣りのはじまりであり、サカナが視覚的に寄らないと話にならない。小規模河川かつサカナが目視が出来る状況であれば話は別だがこちらはそんな釣場ではない。時間を掛けて粘りかなりの忍耐を伴う必要があるのだ。
開始3時間は無反応
普通に濁りの影響もありシャロ―エリアに小さなコイが通過した程度で本当になにもなく3時間が経過する。もう厳しいなと忍耐がヘタレそうになる頃、下流から魚影が確認できた。もちろん目標はソウギョであるがとにかくなにかしら釣りたい。やはりパンを食べるのは激浅エリアで覗けばコチラがみえてしまいコイも警戒するだろう。
そんな状況なのでパンを沈ませて喰わせることに。するとウキが水面からなくなりミチイトが張っていき軽くアワセると強烈な手応えが伝わってきた。
55cmコイをキャッチ
待望のサカナとのバトルに感謝しつつ難なく御用できたのは55cmのコイだった。開始3時間25分ようやく釣果を得ることができたが本命ではない。
リリースして休憩してから前回釣行終了時に見つけておいたポイントへ移動することにした。1時間少々休憩して水分補給に作戦を練る。そして移動先に着くと濁りも多少軽減されており寄せを撒くと反応も上々である。