皆さんは「低利用魚」についてご存じでしょうか。市場でもあまり値段がつかず、少ししか利用されていない魚種のことを指します。そんな低利用魚の中で、「トビイカ」を使った商品が、「sakana bacca」で6月16日(金)より発売されたので、詳細についてご紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:フーディソン)
商品・会社詳細
商品の詳細を紹介します。
商品名
いちゃキムチ―
名前の由来
いちゃ(沖縄方言のいか)+ キムチ
販売店舗
サカナバッカ全店
sakana bacca
sakana baccaは都内に9店舗(中目黒、都立大学、中延、エキュート品川店、五反田、豪徳寺、エキュートエディション新橋店、グランスタ東京店、グランスタ丸の内店)を展開する魚屋です。
日本の豊かな「魚食」の文化を一般の方にも広く伝えたいという想いから、日本の風景から減りつつある街の魚屋をモダンにアップデートし、食べて美味しいだけではなく、魚を知り、体験できるお店作りを目指して、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れています。
SNSやECなども活用し、オンラインとオフラインを掛け合わせた新しい購買体験を提供することで魚離れの進む若い世代も含め幅広い世代に利用されています。
魚ポチ
魚ポチ(ウオポチ)は、飲食店向けに全国の産地や中央卸売市場から仕入れた商品を、インターネットを介して卸売りするサービスです。
飲食店は各店コンセプトやメニューが違い、また店頭在庫に応じて日々の仕入れを管理する必要があり、その多くは自ら卸売市場に出向き在庫の補充や当日のメニューを考えていました。
魚ポチではあらゆる飲食店の経営者及びスタッフがより店舗運営に集中できるように、日々3,000種類以上の商品をウェブサイト上で販売しており、魚1尾から商品を店頭まで配送しています。現在は登録店舗が25,000店舗を超え、多くの店舗に利用されています。
株式会社フーディソン
創業メンバーとして上場まで果たした医療介護系の会社を辞めた山本徹が、ある三陸のサンマ漁師から「船のガソリン代も稼げない」「息子には漁師を継がせたくない」という話を聞いたのをきっかけに水産業に問題意識をもち、2013年4月に設立しました。
現在は「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、飲食店向け生鮮品EC『魚ポチ』、いつも新しい発見のある街の魚屋『sakana bacca』、フード業界に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』を展開しています。
<河野陸/TSURINEWS編集部>