愛知県・常滑沖で釣友とブリトップゲーム。当日は釣行開始直後からヒットが連発。爆釣といえる素晴らしい体験をすることができた。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・戸田英明）
TSURINEWS編集部
常滑沖でブリトップゲーム
5月下旬、愛知県・常滑沖で釣友の宮地さんと青物ゲームを楽しんだ。
午前5時すぎに桑名の港を出船。セントレアの北側にブリがいるらしく、ベイトはボラとカタクチイワシで、時折ボイルが出るらしい。
到着したのは水深15m前後のポイントで、周囲を見渡していると一瞬青物っぽいボイルが出た。
ルアーはダイビングペンシル。シマノ別注平政160Fのキョウリンカタクチでボラのベイトを意識して探る。宮地さんはカタクチを意識して、ジャクソンGコントロール28をセレクトした。
当日のタックル（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸田英明）待ち伏せスタイルでボイル迎え撃つ
ボイルは一瞬で消えたが、魚の進行方向にペンシルをキャストして、水面下にダイブさせて誘いをかける。ホウキではくようにロッドを動かす、いわゆる誘い出しだ。
するとルアーのピックアップ寸前に、ブリが4～5匹追いかけてきた。船を見た途端に散ったが、ブリがいる場所だと確信できた。
ボイルが出た周辺に船を戻し待っていると、パラパラとしたボイルが出た。すかさずキャストしてルアーをダイブさせると、ドカンッとヒット。ドラグが鳴り一気にラインが出る。重量感も申し分ない。
少しずつ距離を詰めて浮かせると、ブリが姿を現した。だが船を見た途端に一気に走りだし、次の瞬間にフッと痛恨のフックアウトとなってしまった。
ダブルキャッチ成功
だがまだ開始して30分。まだまだチャンスはある。すると先ほどより北側でボイルが出た。急行するとボイルは消えたが、進行方向にキャストして誘いをかけると再び激しいバイト。次はこん身のアワセを入れ、追いアワセも数回入れる。
このとき、私の掛けた魚に何匹が付いてきたようで、少し遅れて宮地さんもヒットしダブルヒットとなった。
私は船首で、宮地さんは船尾でファイトする。ラインが絡まないようにファイトし、強固なタックルの私がまずはセルフランディングに成功し、すかさず宮地さんのフォローに回った。
宮地さんのリーダーが見え、魚が水面に顔を出したところで一気にランディング。ダブルキャッチに成功し、お互いに固い握手を交わした。
バラシの後にブリをキャッチした筆者（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸田英明）測定すると私のブリが88cm、宮地さんが86cmだった。デッキにルアーを丸のみした2匹のブリが横たわると圧巻だ。
ルアー丸のみの 2匹のブリは圧巻（提供：週刊つりニュース中部版APC・戸田英明）
