ジギングとタイラバで伊勢湾へ。愛知県・南知多師崎漁港を出船、怒涛のワラサ9安打とマダイの釣果となった釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦)
良型ワラサをキャッチ
こんな釣り方で釣れるのかと迷っていたとき、フォールに移ってもジグが落ちない。「食った!」とすかさずイトフケを取り、ロッドに重みが乗ったところでグイッとアワセを入れ、ハリ掛かりさせた。
パワフルなファイトを楽しんだあと、タモには丸々と太ったプロポーション最高のワラサが収まった。快調なスタートが切れ、この1匹でひと安心。
その後、ものの5分と経たないうちにヒットを得て、難なく2匹目をゲット。ここで緩めのドラグを若干締めた。
怒濤のワラサ爆釣
周囲の船も同じように釣れており、タモがあちらこちらと動いている。ここから、予想だにしていない怒濤の9匹爆釣劇となり、6匹目あたりから腕の力も半減して握力も低下。エッチラオッチラとハンドルを回す始末に。こんな激しい釣れっぷりは今年の2月以来だ。
着底同時食いで2匹、速巻き中に1匹掛かった。食いの良いときはフォールだけでなく、いろいろなところで食ってくる。
しかし、調子に乗ってやっていたら痛恨の根がかり…。高価なTGベイト180gをロストしてしまった。だが、9匹も釣ったので悔しさもすぐに消えた。
最終釣果
その後、3投して終わりにし、午後1時の終了時間を待たず、正午に早上がりとなった。同乗者も前半こそ不調のようだったが、後半に盛り返していた。
釣果のうちワラサ5匹、ハマチとマダイを1匹ずつ持ち帰ることにし、残りのワラサは差し上げた。
これからの状況は、ムラが多い時期でもあり予想がつきにくい。しかし、今回は偶然によく釣れた。
<週刊つりニュース中部版APC・幡野晃彦/TSURINEWS編>
師崎漁港