5月3日、熊本・天草の牛深にある石鯛丸を利用してガン瀬(小ガン瀬)に上陸しロックショアゲームを楽しんだ。当日はエギングロッドで74cm5kgのヒラスズキをゲット。75cmのマダイも登場した釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
天草でロックショア釣行
5月3日、この日は磯でのロックショアゲーム。熊本・天草の牛深にある石鯛丸を利用してガン瀬(小ガン瀬)に上陸予定。まず数人、フカセ組を点々と降ろしていき、やっと私たちの番。
当時は東の風が5mくらいでベタナギ。「ヒラスズキは厳しいだろうな。マダイか底物、できれば青物かな」と準備をしながらまずは薄暗いうちにヒラスズキを狙ってみるが反応なし。「やっぱりか」ルアーをガンガンジグブレードに替えて扇状に探っていくとファーストフィッシュは20cmのアカハタ。
ワームで60cmヒラスズキ
荷物置き場に戻り、タックルの中と相談。「ヒラスズキはいる。食って来ないだけ…う~ん、ワームかな?」おもむろに1年ほど前に買っていたものをもしかしてと思い今回の釣行に持って来ていたので使ってみることに。
セットしてまずは泳ぎのチェック。流れの当たる側から抜けるところを泳がせているとゴンッ「来た来た来た!」普段使っているヒラスズキタックルではなくジグヘッドが小さいためエギングタックルでのやり取り。ジッジイィー「走るな」やっとの思いでタモ入れ成功。「激流の中、掛けるならこの60cmぐらいが限界だな…エギングタックルじゃキツい」。
ルアー変更で75cmマダイ登場
写真を撮り、今度は違う魚を釣りたかったのでヒラスズキタックルに持ち替えてルアーをフラペン85に替えて遠投。着底してからゆっくり巻き上げ・ゴッ…「前アタリ…」ゴッゴンッ「食った!」ジッジイィー「あ、マダイだな」マダイ特有のロッドを叩く引きからの突っ込み。
「見えた見えた。まあまあかな」タモに収まったのは75cmのマダイ。「フッキングバッチリだな、フック曲がったけど」フロント、リア両方のフックが曲げられており、マダイのパワーを改めて思い知らされた。
ヒラスズキが連続ヒット
そこから昼すぎまでアタリが遠のき、またいい感じに潮が動きだした。「ヒラスズキでも土産に釣るか」とは言ったものの晴天ベタナギ。カウント10秒数えて巻いて来るとゴンッ!
「ほら、おった!」上がって来たのは50cmほどのヒラスズキ。今度は潮上に行き、探っているとゴンッ「連発!」時間をかけ取り込み。今度は遠投しカウント10数え巻き始めるとすぐにゴッゴンッ「よし!」ジッジイィー「ん?マダイか?」。
エギングロッドのため無理はできず慎重にやり取りするといきなりのエラ洗いでバラシ。「ヒラスズキやったか…デカかったな」。
エギングロッドで74cm5kgをゲット
気を取り直し、ワームを刺し直してチェックを忘れずに再度キャストし、ゆっくり巻いてくる。手前に来たところで回収しようとした時ギランッ、ジッジイィー「デケェ!」ジッジイィー「ヤバイ、そっち行くな。頼む、ラインもってくれ~」エギングタックルのためPEラインは0.6号。一進一退の攻防が続きヒラスズキのエラ洗い。やっと体が横向きになり、一発タモ入れ成功。
「重すぎ!」荷物があるところまで必死に持っていって測ると74cm5kgのビッグワン!「あまりの体高のデカさに80cmいったかと思ったけど74cm止まりか」。時計を見ると回収の5分前。すぐに片付けをし、余韻に浸る間もなく港へと戻った。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>