5月中旬、栃木県塩谷町にある東古屋湖へ。同湖は大型ニジマスが毎週放流されている人気の釣り場だ。当日は、50cm超は4ヒット3キャッチで、申し分ない釣果となった。特大にはなかなか出会えないが、これだけ釣れれば満足。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
松手沢ワンドで57cm
そこで、再び浅場狙いで松手沢ワンドに入る。実績の高いポイントだが、今シーズンはあまり釣れていないらしい。いつもなら大型の姿が確認できるのだが、当日は目視できない。それでも、ワンド入口、左右の浅場、インレットの溝の中と細かくトレースしていく。
魚が見えないので、リトリーブレンジはボトム。浮力のあるストリーマーで縦のアクションをつけながらデッドスローで引いてくる。すると、狙いどおりにクネクネの魚信。大きな抵抗もなく、すんなりとネットに収まったのは57cmニジマス。
しかし、ここでのアタリはこの1回だけ。沢からの水流が少ないのだろうか、例年に比べて魚が入っていないように思えた。そこで、ワンドを出て、松手沢の川筋に沿って下流へ移動しながら探っていくが、アタリなし。
深場を狙って66cmニジマス
午後は再びキャンプ場上流まで移動して、少し水深のある場所を狙う。仕掛けを再びダウンショットに変えて、フライをアピールさせながら探っていく。フライにアクションをつけて魚にスイッチを入れること、食い付く間を作ること、この2点を重視。
30分ほどしてチビマスが釣れたすぐあとに、当日4度目のビッグヒット。ラインから伝わるクネクネの感触がたまらない。ここは水深があるので、水面近くに魚体が確認できてからは、引きを楽しみながらランディング。当日最大の66cmニジマスだった。
最終釣果
15時すぎに納竿。釣果は28~66cmニジマス11尾。50cm超は4ヒット3キャッチで、申し分ない釣果だ。特大にはなかなか出会えないが、これだけ釣れれば満足。
これから徐々に水位が下がり、水温の上昇とともに釣りづらくなるが、もうしばらくは楽しめると思う。
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
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