荒川上流でのトモ釣りでアユ入れ掛かり47尾キャッチと大満足【埼玉】

荒川上流でのトモ釣りでアユ入れ掛かり47尾キャッチと大満足【埼玉】

5月5日(金・祝)、人生で初めてGWにアユ釣りへ。埼玉県の荒川上流(秩父漁協管轄)を訪れた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

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淡水の釣り アユ釣り

荒川上流でトモ釣り

同川は、盛期に一度訪れたことがあるだけで、ほぼ初めての釣り場。少し予習をしてきたものの、アユの着く場所、放流アユの溜まる場所などまったくわからない。釣れる場所を足で探し出すしかない。

当日の朝から晴れ。水温は12.5度、平水で濁りなしのコンディション。久那橋から巴川橋間を川見してから、柳大橋左岸にあるオトリ店でオトリと入漁券を購入して下流へ向かう。

荒川上流でのトモ釣りでアユ入れ掛かり47尾キャッチと大満足【埼玉】釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

他河川が解禁していないためか、すでに人出が多い。空いている場所からもっとも川相がよさそうな場所を選んで入川。岩盤底の平瀬で、初期の放流アユが溜まっていそうな場所だ。期待を込めて養殖オトリに鼻カンを通し、足元から流れに送り出す。

難しい状況のなか待望の本命登場

釣況がわからないので、ゆっくり広範囲にオトリを動かしていく。しかし、野アユからの反応はない。そこで、釣り人の隙間を縫って少しずつ場所移動。オトリはきれいに泳いでくれているのだが、それでもアタリのない状況が続く。周りでも釣れている様子はない。

このままでは養殖オトリが弱るばかりと判断し、石裏のヨレなどで騙し騙し泳がせる。オトリが野アユに替わるまでは我慢。

開始から2時間以上が経過した9時半ごろ、ようやくオトリが逃げる反応。そこで、オモリを打ってそのポイントで止めて待つ。すると、やっと目印が飛んだ。慎重にためて引き抜いたのは16cm級のきれいなアユ。

荒川上流でのトモ釣りでアユ入れ掛かり47尾キャッチと大満足【埼玉】シーズン初の1尾(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

この野アユに鼻カンを通し、その辺りでもっとも流れが強そうなポイントに入れる。すると、次は一発で目印が飛んだ。サイズアップの17cm級。ここから、ポツポツと4尾追釣。このころになると、周囲でもポツポツと掛かり始めている。

怒とうの入れ掛かりで47尾手中

それから2時間ほどで何とかツ抜けして、早めのランチタイム。休憩後は少し下流へ移動して、釣り場を離れる釣り人を待って入川。だが、午後も最初の1尾がなかなかこない。それでも、オトリを細かく動かしていると、コツコツ、ギュイ~ンといい反応。ここから怒とうの入れ掛かりが始まった。15~16cmを中心に、40分ほどで26尾の釣果。釣れたのは、4畳半ほどの狭い範囲だけ。その周辺も探ったが、ポツリポツリの釣果。

そこで、再びポイント探し。入れ掛かりポイントは探しきれなかったが、竿下ポイントや竿間ポイントでポツポツ掛かる。アタリが遠のいた16時少し前に納竿。釣果は12.5~17.5cm47尾。放流アユらしく、平均サイズは15~16cmと揃っていた。

荒川上流でのトモ釣りでアユ入れ掛かり47尾キャッチと大満足【埼玉】荒川上流での釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

早期のためかアユは散っておらず、釣れる場所と釣れない場所が明確で、場所ムラがある感じ。入れ掛かりがなければ、釣果は半分程度だったかもしれない。それでも、5月上旬にアユが釣れるのがわかり、数も伸びたので満足。間もなく迎える本格シーズンを楽しみに待ちたいと思う。

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
荒川
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年5月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。