魚が非常に簡単に釣れてくれる、しかも数だけでなく型まで出てくれる海では、ほとんど潮周りなんて関係ないようにすら思える。今回はメバリング絶好調の大阪湾奥で、あえて悪い潮を選んで釣ってみた。その結果、やはり大きな影響なく、25cmUPを5尾しとめた釣行をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
釣れる全てが25cmオーバー
そのあと、局所打ちと、見切りのテクトロで一尾追加。すべてサイズは25cmを超えた。小潮周りは潮がそんなに動かないが、この日は満潮からおよそ1m近く差がある。がっつりと悪い潮だったといえる。それでこの数にこの型、十分といえるだろう。
ただ、フィーバー状態の潮と比べると、確実に反応が落ちた。潮周りは間違いなく魚の活性に関わる。それでも厳冬期の凍りついた海と比べてみると、こんなまっぴらごめんみたいな潮でも、メバルは釣れている。今年はまたメバルがスポーニングに入るのが12月と非常に早かったので、シーズンの序盤で魚をかなり釣り残した感じがあった。この型が出るのも、あと1ヶ月くらいだろう。
今後の展望
LTシーバスの釣果が出ない事態が1ヶ月近く続いていることもあり、そろそろメバルばかり追いかけているわけにもいかないのだが、シーバスがダメならメバルと完全に切り替えて釣りたい。そのとき最高の釣り物を、深追いするのが筆者のスタイルである。3シーズン離れている尺メバルにも手が届きそうで届かないので、何か焦れるものもあるし。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥