4月22日(土)、少し時期が早いのを承知の上で、昨年好釣果だった別所沼にテナガエビを釣りに行ってきた。本命からのシグナルは渋かったが何とか手中に。さらにはロッドを失う等のハプニングもあったが、多彩なゲストに癒されたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
別所沼へテナガエビ試し釣り
「ゴールデンウィークに甥っ子を何処か釣りに釣れて行きたい!」と思い計画を開始。
先日彼がハマったテンカラができる管理釣り場なども考えてはみたものの、混みあう可能性や往復の道路の渋滞が必至なので断念。それでは「GWのキャンペーンを行っている船宿での釣りはどうか?」と思い姉(彼の母親)に打診。すると「まだ幼いので早いと思う」とのことで、残念ながらこちらも却下となった。
そこで、昨年好釣果を得た別所沼のテナガエビはどうかと、単独試し釣りに出掛けることにした。
当日の状況とタックル
関東では、真夏日のところもあるほどの陽気だったが、当日は寒くてしかも前半は風が強かった。筆者はトレーナーの下にTシャツ一枚だったので特に朝はブルブルと震えながらの釣りとなった。
ブルーギルから顔見せ
当日は6時前に現地に到着。寒さの影響か釣り人はまだ一人もいない。早速昨年好釣果を得た「アナザープレイスカフェ」付近に釣り座を構えて釣りを開始する。竿は3本出しての並べ釣り。
エサは赤虫と白サシ(小)を使用することにした。
タナはベタ底で、アタリがあってもすぐにはアワセないのがこの釣りの基本。しばらくしてから最初に釣れたのはブルーギルだった。
待望のテナガエビ登場
本命がなかなか釣れずにやきもきするが、クチボソやヌマエビ・ヌマチチブといった多彩なゲストが釣れ
9時を少し過ぎ頃に遂にテナガエビを釣り上げることに成功。小型だが本命をゲット出来て一安心。
エビが連発
この後、テナガエビを追釣。続けてヌマエビ、スジエビも釣れ上がりエビ祭りになってきた。
ある時、引きの強さに「またヌマチチブでも掛かったか!?」と思ったら当日最大のテナガエビ。
コイに愛竿を持って行かれる
置き竿のウキが勢いよく水中に潜った。しかしこの釣りは即合わせは厳禁と思いながら放置すると、次の瞬間一気に沼に竿が引きずり込まれた。慌てて手を伸ばしたが時すでに遅し。竿をつかみ損ねて一直線に沼の中央へ消え去ってしまった。
子供時代に父親に買ってもらった思い入れのあるヘラ竿だけに悲しい。およそ40年の歴史に幕引き。嗚呼……。環境にも優しくないことをしてしまったと反省。
ポイント移動で再びコイがヒット
次第にアタリも無くなり激渋タイムになってきたので、対岸へ移動することにした。仕掛けを落とすと、勢いよくウキが沈んだ。アワセるとコイがヒット。しかし一瞬強い引きを感じた直後にプツンとハリス切れ。瞬殺だ。
大切な和竿が折られずに済んだのがせめてもの救いだった。その後、アタリは少ないまま好転しないので13時半に納竿。